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カテゴリ:相場感
エジプトの混乱が長期化しそうな中、相場は堅調な推移を見せています。一方で中東の混乱は商品相場の上昇を招くことから、注意喚起も出ていますが、米国の雇用統計の改善や、日本においても企業業績の回復が見られ、上値を積極的に買いあがるところまでは言っていませんが、押し目は買っておこうとする動きがこのような相場展開につながっている可能性があります。
また、週末に新聞の一面を賑わせた新日鉄と住金の合併も国内産業の構造変化が本格的に進み、ダイナミックに方向転換をする可能性を垣間見ることになったと思われます。大企業はこのような形で水平統合を行い規模の経済が発揮できる方向性を模索している中で、一部の企業においてはMBOによる非公開化を選択し、更なる発展に向かうための方法として動き始めています。少しずつではありますが、不透明な環境の中、手探りでも良い方向に向かおうとする動きではないかと考えるところです。 アジア地域においては、中国のインフレ懸念から再利上げの可能性が示唆されていますが、どれくらい影響度が出てくるかは一回ごとの利上げによる影響ではなく、総合的に度の水準までがGDPの拡大速度に影響を与えるかが問題になってきそうです。他の先進国とは異なり、その瞬発力の大きさから、大きく落ち込むことは考えにくいかも知れませんが、元の水準も含めて注視する年になると思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.06 10:02:29
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