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イオンは17日、生活雑貨の専門店「R.O.U(アール?オー?ユー)」を千葉県習志野市で運営するショッピングセンター内にオープンする。イオンが新規に専門店を立ち上げるのは初めて。同社は伸び悩む総合スーパー改革の一環として、専門店事業の強化を進めている。今後、都心近郊を中心に早期に10店舗まで拡大し、専門店の運営ノウハウの蓄積を急ぐ。 「新専門店の展開は、従来の総合スーパーを専門性の高い売り場の集合体へと革新するための出発点となる」?。16日に同店で開かれた説明会で、イオンの村井正平GMS事業最高経営責任者は、こう語った。 同店の売り場面積は2033平方メートルで、商品点数は約6万。「家庭用品」「文具」「ビューティーケア」「バラエティ雑貨」の4コーナーで展開する。流行に敏感な30代女性を対象に、調理器具やバス用品、スキンケア関連の化粧品、おしゃれな文具などを販売する。 また、日本の雑貨をそろえた「WACOTO」や、母親と子ども向けの雑貨を取り扱う「KIKI」など、独自の雑貨専門コーナーも設置した。 イオンはこれまで総合スーパー内の既存売り場を発展的に切り離す形で、自転車とペット、手芸の専門店を展開してきたが、新規事業として店舗を運営するのは初めて。 イオンが専門店事業を一から手がけるのは、総合スーパー事業の変革を加速する狙いがある。全国一律で商品展開してきたが、「消費者が満足する品ぞろえができていなかった」(村井氏)ため、既存店売上高の落ち込みが続いているのが現状だ。 このため、旧態依然とした総合スーパーから専門性の高い売り場の集合体に変えるため、専門店の運営ノウハウの確立を急いでいる。開店に合わせて、仕入れを販売員が担当する「仕入販売員」制度を取り入れたのも、「専門店を経営できる人材を育成する」(村井氏)という目的がある。 2店目は埼玉県越谷市の「イオンレイクタウン」内に24日にオープンする予定だ。 【関連記事】 ? イトーヨーカ堂も、最大6割野菜値下げ イオンに続く ? イオン、16日から野菜の安売り実施 ? イオン、2期ぶりの最終黒字 コストを徹底削減 ? 激安に揺れるジーンズ老舗 ビンテージは変わらず強いが… ? セブン&アイ電子マネー「ナナコ」1千万枚突破 開始から3年で ? 外国人地方参政権問題に一石 引用元:RMT お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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