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阪神タイガース  われら猛虎党





【虎のソナタ】藤浪の「勝利球プレゼント」冗談でホッ

 この日、阪神は移動日です。甲子園では投手指名練習だけでした。

 “だけ”という表現は適当ではない。長友孝輔によると「藤浪、メッセンジャー、スタンリッジ、榎田、あ、それに能見さんです」

 この短い長友記者のことばに、阪神の好調さがほのかに漂う。というのは、まず「藤浪晋太郎投手」の名前を言うのは彼が藤浪投手をズッとおいかけてきたこともあるが、阪神の投手陣のイメージとして、実はイの1番に「藤浪晋太郎」がでてくるところがウレシイ。これがボカスカKOの連続だったら一番最後になるはずである。そして、一連の名前を聞いて思わず筆者が思ったことは“ホホウ…豪華だナ”でした。

 どこがデリシャスなんじゃ? 言わせてもらうけど、アノ巨人をキャンキャンいわせた連中ですゾ。この日本、いや世界、宇宙にだって他にいるか? しかも堂々の「巨人キラー」だっているんだゾ。それに藤浪…まだ安心できない? 誰がそんなことぬかしてるんだ。あのマウンドでは、まだスリムでシュッとしてるから日本舞踊の『藤娘』でも舞わせたら似合いそうだけど藤娘じゃない。藤浪だ。

 おいコラ、CDのビヤ樽三木建次よ。「当番でも試合が無いときは軽く食事をすることにしてる」とか、なんとかいってJR福島駅前で吉野家の牛丼280円、ホラ北大路欣也が、まじめくさって食っているアレを食ってたことはちゃんとお見通しなんだゾ。

 「こういう時は絶対に負けないから大丈夫」とはわけがわからない。で、とにかく出稿会議でも、いつもならビヤ樽三木を八つ裂きにしてパン粉をまぶして天ぷらにする局長がニコニコ。

 みんながホカホカしてるのは、やはり阪神が好調だからだと思う。

 「いや、逆にいま一番気苦労が多いのは広報の中村泰広さんじゃないですか?」と長友はいう。藤浪という“金の卵”の担当。中村さんは小、中では関本賢太郎選手と同級生。郡山高で甲子園出場。慶大で活躍。日本IBM野洲に進み、02年ドラフト4位で阪神入り。その後、日本ハムに移籍し、再び阪神の育成選手として1軍をめざすも左ひじの故障に苦しみ09年にユニホームを脱いだ苦労人だ。12年1月から球団で広報をつとめているまじめ一徹の人物。

 その中村さんが前日、藤浪投手が勝利インタビューで「ウイニングボールは読者プレゼントにしましょうか?」とジョークを言った。中村さんは驚いた。それでインタビュー後、長友らに「あれは冗談だからね、早トチリしないでくれよ」とマジ。多分、中村さんはこういう話にはダボハゼみたいに食いつく編集局長がサンスポにはいるので心配になったらしい?

 ところが、うまい具合に我が局長は栃山直樹の結婚式に出ていたからダボトラになっていたのだ。

 「それでこの朝、各紙とも藤浪投手のウイニングボールの話はジョークとして紹介されていて…」。中村さんはホッ。むしろ藤浪クンがそれだけ“余裕”がでてきたことを喜びたい。

 和田阪神は春らんまんなのです…。
(紙面から)





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Last updated  2013年04月23日 15時42分10秒
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