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阪神タイガース  われら猛虎党





虎・大和、起爆!三盗失敗も帳消しの猛打賞

 (セ・リーグ、DeNA5-10阪神、4回戦、阪神3勝1敗、26日、横浜)14安打10得点の虎祭り。でも藪をつついてヘビを出した大和は神妙な面持ちだった。職人でうまい飯を食うための産みの苦しみ。成功と失敗を足した数が血肉となる。

 「自分の仕事ができたこともあるし、できなかったこともあります。半々です。満足していない? そうですね」

 三回一死一、二塁。高崎のカーブに食らいつき、三塁線を突破。先制適時打にも「初回に盗塁を失敗してしまい、チャンスを消したので何とか取り返そうと思って打席に立ちました」と笑顔は消えていた。

 脳裏に焼きついていたのが一回の暴走。一死走者なしで中前打を放ち、二死後マートンの左前打で二進したまではよかったが、続く福留の打席で大和は自らの判断で盗塁を選択。「自分のミス。しっかり反省しないと」。吉竹作戦守備走塁コーチは「外野の守備は深かった。気持ちは買うが…」と勝負根性をフォローしたが、確実性が求められる場面でのアウトに猛反省だった。

 4-0の五回先頭でも中前に弾き返し、鳥谷の2ランで生還した。19日のヤクルト戦(甲子園)以来、今季3度目の猛打賞。成績表だけみれば二重丸も、若き仕事人に自己満足の2文字はない。

 2番として2年目に突入。犠打、進塁打、犠飛、盗塁…。ベンチからさまざまな指示が飛ぶ。自らの役割について「試合を作る。でも簡単につぶすこともある」と常に危機感を募らせている。だから練習でのフリー打撃から本番を想定する。バットを短くもち、打球方向を頭の中でイメージし、スイングする。「どこに打とう、というのは常に考えています」。若手の突き上げが弱い中でも自分に負けることはない。成功して当たり前といわれるポジションだからこそ妥協することはない。

 挑戦を捨てれば成長も止まる。自問自答こそ大和を大きくさせる。
(阿部 祐亮)





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Last updated  2013年04月27日 15時06分28秒
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