716227 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

阪神タイガース  われら猛虎党





虎・マートン2号3ラン!“今季初”4安打4打点

 (セ・リーグ、阪神11-3広島、4回戦、2勝2敗、30日、甲子園)どんなボチボチやねん! 阪神はマット・マートン外野手(31)が2号3ランを含む4安打4打点の活躍。チームは今季最多の11得点で、鯉に大勝だ。打率と安打数でリーグ2位に浮上した虎の4番は、これでシーズン210安打ペースも「ボチボチでんな~」とニヤリ。首位巨人をボチボチ追い越すで!

 打席では冷静に、お立ち台ではオール日本語で大爆笑を誘った。相手を戦意喪失させる打棒で4月ラスト試合を快勝締めだ。久々の4安打4打点。雨上がりの聖地でマートンが良太とえびす顔で肩を並べた。

 「アリガトウ、ゴザイマス。良太に、刺激を受けた、ホームラン。オオキニー!」

 3点リードの五回無死一、二塁。内角にきた篠田の直球を一閃し、漆黒の夜空に放物線を描いた。左翼席最前列に着弾。4月18日の巨人戦(東京D)以来、11試合ぶりの2号。先制2ランの良太が照れ笑いを浮かべると、その後も「調子? ボチボチでんな~」「マイニチ、イッショネ」と“語録”をさく裂させた。大歓声に心地よく身を預けた後はベンチ裏で大木通訳に「センセイ、ネ。(僕は日本語が)あまりうまくないけど」と感謝した。

 三回二死二塁で左前適時打を放ち、六、七回に単打。2011年8月26日のヤクルト戦(甲子園)以来、実に613日ぶりとなる4安打だ。水谷チーフ打撃コーチは「1年目に返っただけや」と日本記録となる214安打をマークした10年の姿をダブらせた。打率・366、41安打でともにリーグ2位に上昇。中日・ルナ(打率・398、45安打)の背中が見えてきた。これで年間210安打ペース。来日4年目で会得した日本語がスイスイ出てくる心がわかる。

 今年2月中旬。春季キャンプで調整を重ねる合間を縫い、この日先発したスタンリッジとともに沖縄県内の教会に向かった。そこで打撃不振に陥り、舌禍事件を起こしたことを謝罪。文化への戸惑いについて「自分がかわいそうだとも思っていた」と漏らした。しかし、一方で「僕は日本を愛している。野球が好きだ。甲子園でのファンの応援はすごい。みんなが喜んでほしい」と聖地での再起を誓っていた。

 「これだけ(の数字を)出せるという保証はない。チームのために何ができるのか。コントロールできるところをコントロールする。そうすれば結果はついてくる」

 今季、M砲は攻撃中、ベンチで盛り上げ役に徹している。味方打者に向かって「○○サン、ドウゾ!」が口癖。ストライク判定などの不満が鬱積していた姿はない。和田監督も「もともとあれぐらい打てる選手。言うことない」と4番の本領発揮を喜んだ。

 「(首位・巨人について)1試合1試合大事にするだけだ。シーズンが終わったときが大事だ」

 首位とは3・5差だが、今季最多の11得点。虎色に染まる背番号9が刻苦勉励して逆転Vへ導く。
(阿部 祐亮)





【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013年05月01日 15時31分28秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X