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Nov 29, 2023
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構造-20

構造の問題は大きく構造力学(計算問題)と各種構造・建築材料(文章問題)に分かれます。ここでは、計算問題と文章問題を交互に紹介していきます。


構造(文章)13.RC造-1(材料-1)
今回からはRC造の文章問題です。まず、コンクリートの材料系の問題から始めます。
(問題は、一部修正しているものもあります。)

​​*********************************************
問題
​コンクリート 材料一般
​□ 圧縮強度・引張強度・気乾単位容積質量・ヤング係数・供試体(2級)​
1  コンクリートの圧縮強度は、引張強度の10倍程度である。(2級H14)

2  コンクリートの圧縮強度は、水セメント比が小さいものほど大きい。
   (2級H14,H15,H29)

3  コンクリートのヤング係数は、一般に、圧縮強度が高いものほど大きい。
   (2級H14,H15,H19,H26,R01,R04)

4  コンクリートの圧縮強度は、水セメント比が大きいものほど小さい。
   (2級H16,H20,H21,H26)

5  コンクリートの引張強度は、圧縮強度の1/10程度である。(2級H16H18,,H24)

6  コンクリートのヤング係数は、圧縮強度には関係なく、ほぼ一定である。
   (2級H16,H28)

7  硬化した普通コンクリートの気乾単位容積質量の標準的な範囲は、2.2~2.4t/㎥である。
   (2級H17,H19)

8  コンクリートの強度の大小関係は、圧縮強度>曲げ強度>引張強度である。

   (2級H19,H22,H28)

9  コンクリートのヤング係数は、圧縮強度が大きいものほど小さい。(2級H21,H29)

10  コンクリートの短期許容圧縮応力度は、設計基準強度に2/3を乗じた値である。
   (2級H22,H26)

11  普通コンクリートの気乾単位容積質量の標準的な範囲は、2,200~2,400㎏/㎥である。

   (2級H23)

12  コンクリートの養生期間中の温度が高いほど、一般に、初期材齢の強度発現は妨げられ
   るが、長期材令の強度増進は大きくなる。(2級H29)

13  長期許容圧縮応力度は、設計基準強度に2/3を乗じた値である。(2級H29)

14  コンクリートのヤング係数は、単位容積質量が大きくなるほど大きくなる。(2級H30)

15  コンクリートは、養生温度が低くなるほど、材齢初期の強度発現が遅くなる。(2級H30)

16  コンクリートの圧縮強度は、一般に、曲げ強度よりも大きい。(2級R01,R05)

17  気乾単位容積質量が大きいコンクリートほど、ヤング係数は大きくなる。(2級R02,R05)

18  コンクリートの圧縮強度、引張強度、曲げ強度のうち、最も小さい値となるのは曲げ強度
   である。(2級R02)

19  コンクリート養生期間中の温度が高いほど、一般に、初期材齢の強度発現は促進されるが、
   長期材齢の強度増進は小さくなる。(2級R03)

20  コンクリートの長期許容圧縮応力度及び短期許容圧縮応力度は、設計基準強度にそれぞれ、
   1/3、2/3を乗じた値である。(2級H27)

21  コンクリートの耐久設計基準強度は、計画供用期間の級が「標準」の場合より「長期」
   の場合のほうが小さい。(2級R04)

22  コンクリートの設計基準強度は、品質基準強度よりも大きい。(2級R05)

23  コンクリートの調合強度は、調合管理強度よりも大きい。(2級R05)

24  断面積が7,850㎟のコンクリートの円柱供試体(圧縮強度試験用供試体)に荷重を加え
   て圧縮強度試験を行ったところ、314.0KNで最大荷重に達し、以降、荷重は減少し、
   282.6KNで急激に耐力が低下した。このコンクリートの圧縮強度として、正しいものは、
   次のうちどれか。(2級H22)
       1  42N/㎟
       2  40N/㎟
       3  38N/㎟
       4  36N/㎟
       5  34N/㎟

25  断面積が7,850㎟のコンクリートの円柱供試体(圧縮強度試験用供試体)に荷重を加え
   て圧縮強度試験を行ったところ、282.60KNで最大荷重に達し、以降、荷重は減少し、
   251.26KNで急激に耐力が低下した。このコンクリートの圧縮強度として、正しいもの
   は、次のうちどれか。(2級R04)
       1  24.0N/㎟
       2  28.0N/㎟
       3  32.0N/㎟
       4  36.0N/㎟
       5  40.0N/㎟


□ 圧縮強度・引張強度・せん断強度・気乾単位容積質量・ヤング係数・ヤング係数比・供試体(1級)
1  コンクリートに対する鉄筋のヤング係数比nは、一般に、コンクリートの設計基準強度
   が高くなるほど大きくなる。(1級H15)
2  コンクリートの耐久設計基準強度Fbは、構造物の設計時に定めた耐久性を確保するため
   に必要な強度であり、「計画共用期間の級」に応じて定められている。(1級H15)
3  コンクリートのヤング係数は、設計基準強度が同じ場合、一般に、使用する骨材により
   異なる。(1級H15)
4  普通コンクリートの気乾単位容積質量の範囲は、2.1t/㎥を超え2.5t/㎥以下を標準とす
   る。(1級H16)
5  コンクリートの設計基準強度は、構造設計において基準としたコンクリートの圧縮強度
   である。(1級H16、H19)
6  コンクリートのヤング係数は、コンクリートの気乾単位体積重量又は設計基準強度が大
   きいほど、大きな値となる。(1級H18,H26,R02)

7  コンクリートの圧縮強度は、水セメント比が大きいほど小さい。(1級H18)
8  普通コンクリートの圧縮強度時のひずみどは、1×10-2程度である。(1級H18)
9  普通コンクリートのポアソン比は0.2程度である。(1級H19)
10  コンクリートの引張強度は、圧縮強度の1/10程度であるが、曲げ材の引張側では引張
   強度は無視するため、許容引張応力度は規定されていない。(1級H20)
11  コンクリートの気乾単位体積重量が同じで設計基準強度が2倍になると、コンクリート
   のヤング係数もほぼ2倍となる。(1級H20)
12  軽量コンクリ-ト1種の許容せん断応力度は、長期・短期ともに、同じ設計基準強度の
   普通コンクリートの許容せん断応力度の0.9倍である。(1級H20)
13  コンクリートのせん断弾性係数は、一般に、ヤング係数の0.4倍程度である。
   (1級H20,H29)
14  柱の断面算定において、コンクリートに対する鉄筋のヤング係数比nは、コンクリート
   の設計基準強度が高くなるほど大きな値とした。(1級H27,H30)
15  超高層建築物に異なる強度のコンクリートを使用するので、コンクリートの設計基準強
   度ごとに、異なる単位体積重量を用いて、建築物の重量を計算した。(1級H27)
16  コンクリートのヤング係数は、圧縮強度が同じ場合、一般に、使用する骨材により異な
   る。(1級H25)
17  コンクリートの圧縮強度は、水セメント比が小さいほど高い。(1級H24,R01)
18  コンクリートのヤング係数は、コンクリートの圧縮強度が高いほど大きい。(1級R01)
19  近年では、設計基準強度が100N/㎟を超えるコンクリートも使用されてきている。
   (1級H23)
20  コンクリートのヤング係数は、単位体積重量が大きいほど大きい。(1級H24)

21  コンクリートの引張強度は、一般に、コンクリートの圧縮強度が大きいほど大きくなる。
   (1級H24,H30,R04)
22  コンクリートの硬化初期の期間中に、コンクリートの温度が想定した温度より著しく低
   いと、一般に、強度発現が遅延する。(1級R03)

23  コンクリートのヤング係数は、一般に、応力ひずみ曲線上における圧縮強度時の点と原
   点を結ぶ直線の勾配で表される。(1級H26,R03)

24  局部圧縮を受けるコンクリートの支圧強度は、一般に、全圧縮を受けるコンクリートの
   圧縮強度よりも小さい。(1級H29)

25  軽量コンクリート1 種のせん断弾性係数は、一般に、ヤング係数が大きいほど大きい。
   (1級R05)

26  軽量コンクリート1 種のヤング係数は、一般に、同じ設計基準強度の普通コンクリート
   のヤング係数に比べて小さい。(1級R05)

27  軽量コンクリート1 種の許容せん断応力度は、一般に、同じ設計基準強度の普通コンク
   リートの許容せん断応力度と等しい。(1級R05)

28  コンクリートの供試体の圧縮強度は、形状が相似の場合、一般に、供試体寸法が小さい
   ほど大きくなる。(1級H19)

29  水中で養生したコンクリートの強度は、同一温度の大気中で養生したものよりも小さく
   なる。(1級H25)

30  水中で養生したコンクリートの圧縮強度は、同一温度の大気中で養生したものよりも大
   きくなる。(1級R02)

31  一軸圧縮を受けるコンクリートの円柱試験体の圧縮強度ひずみは、圧縮強度が大きいほ
   ど大きくなる。(1級H28,R02)

32  圧縮強度試験用供試体を用いた圧縮強度試験において、荷重速度が速いほど小さい強度
   を示す。(1級H23)

33  耐震診断等で構造体コンクリートから採取される円柱コア供試体の圧縮強度は、直径に
   対する高さの比が小さくなると小さくなる。(1級H28)

34  コンクリートの引張強度は、一般に、円柱供試体を用いた直径方向の圧縮試験(割裂試
   験)により間接的に求められる。(1級H28) 35 コンクリートの圧縮強度は、一般
   に、材齢が同じ場合、大気中で養生した供試体よりも、大気と同一温度の水中で養生し
   た供試体の方が大きくなる。(1級H29)

36  コンクリートの圧縮強度試験において、一般に、コンクリート供試体の形状が相似の場
   合、供試体寸法が小さいほど、圧縮強度は大きくなる。(1級H30,R03)

37  コンクリートの圧縮強度試験用供試体を用いた圧縮強度試験において、荷重速度が速い
   ほど大きい強度を示す。(1級R03)


​***********************************************
​解説​
□ コンクリートの強度
①  コンクリートの圧縮強度は、一般に、水セメント比に反比例する。

②  コンクリートの引張強度は、圧縮強度の1/10程度許容引張応力度は無視する。

③  普通コンクリートの気乾単位容積質量は、2.1t/㎥~2.5t/㎥。 軽量コンクリート
   1種は1.8t/㎥~2.1t/㎥、2種は1.4t/㎥~1.8t/㎥。

④  コンクリートの単位体積重量は、設計基準強度により異なる。超高層建築物のように
   異なる強度のコンクリートを使用する場合は、設計基準強度ごとに異なる単位体積重
   量を用いる。

⑤  コンクリート強度の大小関係は、圧縮>曲げ>引張

⑥  コンクリートの長期許容応力度は、設計基準強度Fcの1/3倍短期許容応力度は、設計
   基準強度Fcの2/3倍(長期の2倍)

⑦  軽量コンクリートの許容せん断応力度は、普通コンクリートの許容せん断応力度の0.9倍




⑨  コンクリートの養生期間中の温度が高いと強度発現が早くなるが、あまり高くなると、
   長期にわたる強度増進は少なく強度が低下することもある。また、養生期間中の温度
   が低いと強度発現が遅くなるので、調合時に温度補正をしたり、加熱養生を行う必要が
   ある。

⑩  計画共用期間の級と耐久設計基準強度の関係は、短期:18N/㎡、標準:24N/㎡、
   長期:30N/㎡、超長期:36N/㎡ (耐久設計基準強度は、計画共用期間の級に応じて
   定められている)

⑪  コンクリートの調合設計における大小関係は、
   調合強度>調合管理強度>品質基準強度>設計基準強度

⑫  コンクリートの品質基準強度は、設計基準強度又は耐久性基準強度のいづれか大きい方
   の値となる。 品質基準強度に、構造体強度補正値(S値)を加えて値が調合管理強度
   調合管理強度に、強度のばらつきなどを考慮して割増したものが、調合強度

⑬  コンクリートの設計基準強度(Fc)は、構造計算において基準とした圧縮強度で、材齢
   四週間の圧縮強度を表す。

⑭  コンクリートの圧縮強度は、最大荷重(N)を供試体の断面積(A)で除した値
   σ=N/A





⑯  コンクリートのヤング係数は最大強度の1/3~1/4の応力の点と原点を結ぶ直線の勾配
   で表す。

⑰  強度の小さいコンクリートほど同じ応力度に対するひずみ度は大きい

⑱  普通コンンクリートに比べて軽量コンクリートの方が、最大圧縮強度を超えてから後の
   応力低下が大きい

⑲  コンクリートの最大圧縮応力時のひずみ度は、1.5×10-3~3.0×10-3程度である。
   圧縮強度が大きいコンクリートほど、圧縮強度時のひずみは大きくなる




㉑  コンクリートのヤング係数は、気乾単位体積重量(気乾単位容積質量)が大きいほど、

   設計基準強度(圧縮強度)が大きいほど大きい気乾単位体積重量は使用する骨材に
   より異なる。

㉒  普通コンンクリートのポアソン比(横ひずみ度/垂直ひずみ度)は0.2程度、コンクリート
   のせん断弾性係数は0.88×10⁴(ヤング係数の0.4倍程度)

㉓  コンンクリートのせん断弾性係数は、ヤング係数に比例する。

㉔  ヤング係数比とは、コンクリートに対する鉄筋のヤング係数の比  
   n=Es/Ec (Es:鉄筋のヤング係数、Ec:コンクリートのヤング係数)

㉕  局部圧縮を受けるときのコンクリートの支圧強度は、局部圧縮を受ける部分の周辺の
   コンクリートによる拘束作用があるため、全面圧縮を受けるときの強度よりも大きい

㉖  コンクリート供試体の圧縮強度は、①形状が相似で同じ断面形でも、寸法の小さなもの
   ほど強度は大きい。②荷重速度(載荷速度)が早いほど強度は大きい
   ③直径に対する高さの比が小さいほど大きくなる

㉗  コンクリートは、空気中養生に比べ、水中養生の方が強度の増進が期待できる。

㉘  コンクリートの引張強度は、円柱供試体を用いた割裂試験により、間接的に求めること

   ができる。


​□ 圧縮強度・引張強度・気乾単位容積質量・ヤング係数・供試体(2級)
1   引張強度は、圧縮強度の1/10   正しい

2   圧縮強度は、水セメント比に反比例する   正しい

3  
 コンクリートのヤング係数は、気乾単位体積重量、設計基準強度が大きいほど大き
     くなる   正しい

4   圧縮強度は、水セメント比に反比例する   正しい

5   引張強度は、圧縮強度の1/10   正しい

6  × コンクリートのヤング係数は、気乾単位体積重量、設計基準強度が大きいほど大きく
     なる。鋼材は一定   誤り

7   普通コンクリートの気乾単位容積質量は、2.1t/㎥~2.5t/㎥   正しい

9   コンクリート強度の大小関係は、圧縮>曲げ>引張   正しい

10  × コンクリートのヤング係数は、気乾単位体積重量、設計基準強度が大きいほど大き
     くなる。  誤り

11   コンクリートの短期許容応力度は、設計基準強度Fcの2/3倍(長期の2倍) 正しい

12   普通コンクリートの気乾単位容積質量は、2.1t/㎥~2.5t/㎥  正しい

13  × コンクリートの養生期間中の温度が高いと強度発現が早くなるが、あまり高くなる
     と、長期にわたる強度増進は少なく、強度が低下することもある。   誤り

14  × コンクリートの長期許容応力度は、設計基準強度Fcの1/3倍   誤り

15   コンクリートのヤング係数は、気乾単位体積重量、設計基準強度が大きいほど大き
     くなる。  正しい

16   生期間中の温度が低いと強度発現が遅くなるので、調合時に温度補正をしたり、加熱
     養生を行う必要がある。  正しい

17   コンクリート強度の大小関係は、圧縮>曲げ>引張   正しい

18   コンクリートのヤング係数は、気乾単位体積重量、設計基準強度が大きいほど大き
     くなる。  正しい

19  × コンクリート強度の大小関係は、圧縮>曲げ>引張   誤り

20   コンクリートの養生期間中の温度が高いと強度発現が早くなるが、あまり高くなる
     と、長期にわたる強度増進は少なく、強度が低下することもある。   正しい

21   コンクリートの長期許容応力度は、設計基準強度Fcの1/3倍。短期許容応力度は、
     設計基準強度Fcの2/3倍(長期の2倍)  正しい

22  × 計画共用期間の級と耐久設計基準強度の関係は、短期:18N/㎡、標準:24N/㎡、
     長期:30N/㎡、超長期:36N/㎡   誤り

23  × コンクリートの調合設計における大小関係は、
     調合強度>調合管理強度>品質基準強度>設計基準強度  誤り

24   コンクリートの調合設計における大小関係は、
     調合強度>調合管理強度>品質基準強度>設計基準強度  正しい

25  2番  σ=N/A  314,000/7,850=40N/㎟

26  4番  σ=N/A  282,600/7,850=36N/㎟


□ 圧縮強度・引張強度・せん断強度・気乾単位容積質量・ヤング係数・ヤング係数比・供試体(1級)

1  × n=Es/Ec コンクリートの設計基準強度が高くなるとコンクリートのヤング係数
    (Ec)が大きくなり、ヤング係数比は小さくなる  誤り

2   計画共用期間の級と耐久設計基準強度の関係は、短期:18N/㎡、標準:24N/㎡、
     長期:30N/㎡、超長期:36N/㎡ (耐久設計基準強度は、計画共用期間の級に応じ
     て定められている)  正しい

3   コンクリートのヤング係数は、気乾単位体積重量(気乾単位容積質量)が大きいほど、
     設計基準強度(圧縮強度)が大きいほど大きい。気乾単位体積重量は、使用する骨材に
     より異なる。  正しい

4   普通コンクリートの気乾単位容積質量は、2.1t/㎥~2.5t/㎥  正しい

5   コンクリートの設計基準強度(Fc)は、構造計算において基準とした圧縮強度で、
     材齢四週間の圧縮強度を表す。  正しい

6   コンクリートのヤング係数は、気乾単位体積重量(気乾単位容積質量)が大きいほど、
     設計基準強度(圧縮強度)が大きいほど大きい。  正しい

7   コンクリートの圧縮強度は、一般に、水セメント比に反比例する。 大きいほど小さ
     くなる。  正しい

8  × コンクリートの最大圧縮応力時のひずみ度は、1.5×10-3~3.0×10-3程度である。誤り

9   普通コンンクリートのポアソン比(横ひずみ度/垂直ひずみ度)は0.2程度  正しい

10   コンクリートの引張強度は、圧縮強度の1/10程度、許容引張応力度は無視する
      正しい

11  × コンクリートのヤング係数 Ec=3.35×104×(γ/24)2×(Fc/60)1/3  
     より21/3倍となる  誤り

12   軽量コンクリートの許容せん断応力度は、普通コンクリートの許容せん断応力度
     の0.9倍  正しい

13   コンクリートのせん断弾性係数は0.88×10⁴(ヤング係数の0.4倍程度) 正しい

14  × コンクリートのヤング係数は、気乾単位体積重量(気乾単位容積質量)が大きいほ
     ど、設計基準強度(圧縮強度)が大きいほど大きい。  誤り

15   コンクリートの単位体積重量は、設計基準強度により異なる。超高層建築物のよう
     に異なる強度のコンクリートを使用する場合は、設計基準強度ごとに異なる単位体積
     重量を用いる  正しい

16   コンクリートのヤング係数は、気乾単位体積重量(気乾単位容積質量)が大きいほ
     ど、設計基準強度(圧縮強度)が大きいほど大きい。気乾単位体積重量は、使用する
     骨材により異なる  正しい

17   コンクリートの圧縮強度は、一般に、水セメント比に反比例する。 
     小さいほど高くなる。  正しい

18   コンクリートのヤング係数は、気乾単位体積重量が大きいほど、設計基準強度が大き
     いほど大きい  正しい

19   超高層建築物等に設計基準強度100N/㎟を超えるコンクリートが使用されるようにな
     っている  正しい

20   コンクリートのヤング係数は、気乾単位体積重量が大きいほど、設計基準強度が大き
     いほど大きい  正しい

21   コンクリートの引張強度は、圧縮強度の1/10程度。圧縮強度が大きくなるほど引張強
     度も大きくなる  正しい

22   養生期間中の温度が低いと強度発現が遅くなるので、調合時に温度補正をしたり、加
     熱養生を行う必要がある。  正しい

23  × コンクリートのヤング係数は、最大強度の1/3~1/4の応力の点と原点を結ぶ直線の勾
     配で表す  誤り

24  × 局部圧縮を受けるときのコンクリートの支圧強度は、局部圧縮を受ける部分の周辺の
     コンクリートによる拘束作用があるため、全面圧縮を受けるときの強度よりも大きい。
       誤り

25   コンンクリートのせん断弾性係数は、ヤング係数に比例する。   正しい

26   コンクリートのヤング係数は、気乾単位体積重量が大きいほど大きい。軽量コンクリ
     ートは普通コンクリートより気乾単位体積重量が小さい。  正しい

27  × 軽量コンクリートの許容せん断応力度は、普通コンクリートの許容せん断応力度の
     0.9倍  誤り

28   コンクリート供試体の圧縮強度は、形状が相似で同じ断面形でも、寸法の小さなも
     のほど強度は大きい。  正しい

29  × コンクリートは、空気中養生に比べ、水中養生の方が強度の増進が期待できる。誤り

30   コンクリートは、空気中養生に比べ、水中養生の方が強度の増進が期待できる。正しい

31   圧縮強度が大きいコンクリートほど、圧縮強度時のひずみは大きくなる。  正しい

32  × コンクリート供試体の圧縮強度は、荷重速度(載荷速度)が早いほど強度は大きい。
     誤り

33  × コンクリート供試体の圧縮強度は、直径に対する高さの比が小さいほど大きくなる。 
     誤り

34   コンクリートの引張強度は、円柱供試体を用いた割裂試験により、間接的に求めるこ
     とができる。  正しい

35   コンクリートは、空気中養生に比べ、水中養生の方が強度の増進が期待できる。  
     正しい

36   コンクリート供試体の圧縮強度は、形状が相似で同じ断面形でも、寸法の小さなもの
     ほど強度は大きい。  正しい

37   コンクリート供試体の圧縮強度は、荷重速度(載荷速度)が早いほど強度は大きい。
     正しい

****************************************************
​前回から1年程空いてしまいましたが、今回からは構造の文章問題RC造編です。RC造に関する問題は、1級でも2級でも出題頻度の高いところですので、ここでしっかり確認してみてください。まずは材料系の問題の中から、コンクリートの強度を中心にまとめました。​

​​
今日はこんな言葉です!
全ての人間関係において、自分の思いどおりにしようと考えることは、やめたほうがいい。例えば仕事をさぼっている人。この人を糾弾する必要はない。その人には、それに見合った結果が返ってくる。ただ「私はしない」と自分のこととして捉える。糾弾をすれば周りの人はあなたから去って行く。大切なことは、「私」がどう生きるか。 (小林  正観)
​​​​​​​





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Last updated  Nov 30, 2023 08:22:45 PM
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