Mrs Linda のアメリカ.リトル東京便り

2023/05/16(火)09:00

あー、疲れた、疲れた人生最後の引っ越しはヤバイ程疲れた

またまたご無沙汰しております。 私達は似たもの夫婦。おっちょこちょい、軽率、バカ、石橋を叩かず飛び越える、向こう見ず すぐ気が変わる・・・でホノルルーサンディエゴーオレンジ郡のシニア村ーリトル東京ー で完結するかと思いきや、やっぱり最後は3食昼寝付きのシニア向きの施設に入居。 私も90才を過ぎて劣化したけど、パンスキーの持病の本態性震戦の悪化と薬の副作用で 薬を止めたら、手が『しっちゃかめっちゃか』 慌てて薬を変えてもらってどうやら 落ち着きました。病気にいいも悪いもなし。病気はみんな大変。2度も倒れた。 もうこの辺が潮時と思って割り切った。 アメリカって面白い国。家をパンのように売り買いする国なんです。 引退したら家を売ってフロリダやカリフォルニアなど暖かい土地に移るんです。先祖代々 なんて云わないからなんです。家を買っても不動産取得税なんてものはなし。 売っても1ドルでも高いものを買えば税金はかからない。家を転がして儲けろと不動産屋が けしかける。そして生涯に一人25万ドル、夫婦で50万ドルの儲け迄は無税になる。 私達はホノルルでは2軒、サンディエゴでは15年間に3軒、シニア村では17年で2軒。 の家に移り住んだ。週末のオープンハウスでいい家を発見すると、すぐ引っ越してしまう。 『あんた達は引っ越しが好きねー』と母も呆れていた。チョイスのないハワイを出たら 素晴しい家がいっぱいあるカリフォルニアに興奮してそうなった。しかも働きながら。 当時はエネルギーに溢れていた。 アメリカでは古い家でも値がドンドン上がる。パンスキーの姪は90年たった家を買った。 近所にあるそんな古い小さな家をカナダ人が120万ドルで買ったと目をまわしていた。 アメリカも昔は良かった。家は安かったし治安もそう悪くなかった。今アメリカ移住は お勧めできない。ガンが自由販売なんてバカな国は世界中にない。犯罪が増えた。 人間も変わった。トランプが出て国を2分した。上に厚く下に厳しい。 医療費が高すぎる。あれやこれやで日本に帰国する人が増えたけど、私達は此処で頑張る。 リトル東京のシニアコンドミニアムは売る事にした。もう帰る家はない。 3食付きの天国待合室で頑張る。 忙しい人生だったけど面白かったから満足していますよー。 次なる目標はユーチューババアだけど、まだ方法がわからないし、顔が崩壊してきた。 まだ希望は捨てずに頑張ります。 何処が一番良かったかと云うとオレンジ郡のシニア村。27ホールのゴルフ場。 プールが5か所。7つのクラブハウス。社交クラブが250。持病のために出る事になったが 人生で一番楽しかった。アメリカ人の最大の発明品は「シニア村」です。 アメリカ人は個人的な事や身内の話をしないし、プライベートな質問は絶対にしない。 それが「秘訣」だと思う。

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