カテゴリ:フライブルク余話。
まずは、コロンビ城のご紹介です。
![]() と言って、いきなり何が行き詰まるって、建築様式とか説明出来ないのが歯痒い。 日頃、いかに他人の褌を借りて知ったかぶりしてるか、ということですね。 えっと、解説によると、1861年に建てられた、伯爵邸なのだそうです。 外から見るとスタンダードな四角い建物。質実剛健な感じ。 それが現在、古代史博物館として公開されています。 ----- さて、古代史はもちろん先史時代から。 入ってすぐのところに、黒耀石のナイフが並びます。 日本のものより茶色いというか赤みがかっていますから、違う石なのかも知れませんが。 土器なんかも、別に変わったものがあるでなく、どこでも人間の営みは同じだったのだなぁ、と。 ----- 聖書では、バベルの塔建設まで、世界の人々は共通の言葉を話していたことになっていたことを思いました。 (別に私はクリスチャンではないですが。) ふむ。しかし、バベルの塔を建設しなければ、私がこんな苦労をする必要はなかった気も…。 ----- さて、ローマ時代の貨幣とか、時代を下ってくると、ヨーロッパだなぁ、と実感します。 snegさんが以前日記で奨められてた『ゲルマニア』、読んでおけば良かったな…古本屋で探して、なかったからそのままにしてました。 ----- 面白かったのはケルトの宗教具(って解説を辞書引きしたらなってました)。 鉄製の剣というか槍なのですが、あの、時代劇とかで使う、「刺さったように見える剣」なのです。胴の部分が湾曲しているやつ。 いや、これで、どういう儀式を…? ![]() (ケルトにコントがあった証拠?) ----- 二階では、特別展として、ローマ時代の武器防具、戦術解説など。 …あの、戦術の説明に、ズラッとレゴで隊列が組まれてるんですけど。(もちろんローマ兵士バージョン。) ![]() (兵士、多すぎ…。) 分かりやすいとか以前にツボにはまってろくに見れず。 ----- 武器に加え、鎖帷子とか、盾とか、敵を防ぐための柵にする木の棒-両端が尖っていて、立てやすく守りやすい構造-などがメイン。 しかし、何が面白いって、廊下の写真パネルを見ると、今回の展示にあたり(だと思う)、彼等はこれで「実践(実戦?)」してみたらしいこと。 大人達が、笑いながら、でも真剣に、盾を構えて行進したり、泥まみれになりながら、穴掘って柵を立てたり。 楽しそうだなぁ…。 ----- 帰りに、古代ローマクイズなる、小さなクイズ集を購入。 子供向けかと思えば、イラストとかすらない、どシリアス。 一問目。 「伝承では誰がローマ市を築いたでしょう?シーザー、ロムルス、それともレムス?」 答「ロムルスとレムスの双子でこの二人は…」 うむぅ、高校の時は世界史得意だったのですが、問題理解するのに時間かかるわ、これは。 えっと、全部で180問? しかも日常生活で使わない単語ばかり出るんだろうなぁ…。 骨ありすぎ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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