カテゴリ:フライブルク余話。
留学してたって言う話をすると、男の子に引かれることがあるんだよね、とNOBUさん。
だって、引く必要はないのに。 うん、それはそうだよね。 でも、引く男の子の気持ちも分かるなぁ。 ----- と言ってみたものの、なんとなく上手く説明できなかったなぁ、と思って自分への宿題に。 正直、私自身、自分には自信がなくて、今回の2週間短期留学で取り戻したかったものの一つは、自分への自信。 でね、結局、引いてしまう理由って、自分への自信のなさから来るコンプレックスなのだと思うのです。 でも、NOBUさんの言う通り「そんな必要なく」て、それぞれが歩いた道は、それぞれのもの。 堂々と、胸を張って生きれば良いのです、というのは簡単なのですけど…。 ただ、そのはずなのに、みんな、自分の歩いている道には自信がなくて、他人の道を羨ましく思うこともあれば、他人の道を見下して、自分の正しさを確認しようとしたりする。 その「弱さ」って、多かれ少なかれ誰しもあって、留学を羨ましく思う気持ちが、裏返しとなって、「引く」という態度になったのだろうな、と。 ----- ここまでは、とは言え、奇麗ごと。 その場でお話した内容でもあります。 でね、もう一つ。 あまり大きな声で言いたくないのですが…と言いつつ、題名にしていますけど。 ----- 男性の女性に対する差別意識って、「留学を聞いて引いてしまう男性」には作用している気がするのです。 うーん。 つまり、男友達が留学に行ったのであれば、素直に接することが出来るのではないか、という気がするのですよね。 だとすれば、この心理の根底には、やはり、男女差別意識が横たわっているのだろうな、と。 何と言うか、女性を下に見ているものだから、女性が自分より上の経験、知識、能力などを持つ、ということに対して卑屈な感情を抱いてしまう。 おそらく、本人に差別意識ってなくて、無意識のうちに、の態度だと思いますけど。 形を変えた劣等感 - コンプレックスですね。 NOBUさんの感じた不快さって、でも、多分、本質的には後者に根差すものじゃないかしら、というのが正直な意見。 ----- 私? うーん、前者について言えば、私も今回の2週間を経験するまで、海外留学に対するコンプレックスって、なかったと言えば嘘になりますから。 後者の「女性に対して」は、結構リベラルなつもりではいるのですが…。 ま、少なくとも、NOBUさんとか自分の妹(中国留学1年間)に対して、「引く」ってことはないわな。 男女関係なく「勘違い系アメリカナイズド・ジャパニーズ」には、別な意味で「引く」ことありますけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 18, 2006 12:12:28 AM
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