カテゴリ:美術
工業デザインにしびれました。 いや、だって、展示空間からして、こんなんですよ。 どうする? どうします? 言葉は不要なので、もっとお見せしましょう。 PCも机も椅子も、全てがデザイン性を兼ね備えた機能美で彩られているわけですよ。 工業デザインの可能性って、本当は、もっとすごくて、 いや、近年の、auの携帯デザインとか(坂井直樹氏・深澤直人氏など) 日本で良く観てた、「ニュー・デザイン・パラダイス」とか、 デザインは生活を変えることが出来る。豊かにすることが出来る。 そして、それが、大量生産と組み合わされた時、安くて優れたデザインが、 世界を変えるに違いない、と、「水道哲学」を学んだ私などは思うのです。 ----- 現代美術コーナーも充実。 (写真撮影は控えました) 有名どころでは、ピカソとか、ダリとか、マグリットとか。 ジグマー・ポルケの作品も展示されてましたけど、やっぱりピンと来ませんね…。 でも、日本で観たときより、こちらで展示されている方が、しっくりきます。 日本人では、アラーキーの作品が突出していました。 その圧倒的なエロティシズムは、確かにすごいものがあります。 「卑猥」「下品」ではなく、人間のそういう部分を鷲掴みにしたような荒々しい作品。 これを見てしまうと、他の作家の写真作品はたいしたことなく感じられます。 ----- それにしても、この建物自体の建築が美しいです。 そして、建築コーナーで、やたら一つの建物をフィーチャーしているな、と思ったら… 警備員の女性の方に話を聞いたら、2008年の夏くらいに新館がオープンする、 ということで、その展示なのだそう。 確かに、建設中の建物があった! これはすごい、現在建設中の、しかもこんな現代建築の最先端のパースが見られるなんて! ぞわっと、鳥肌が立ちました。 いやはや、またミュンヘンに来る機会があれば、是非、この新しい美術館に行きたいものです。 ===== 常設展 @ピナコテーク・デア・モダーネ [Pinakothek der Moderne] http://www.pinakothek.de/pinakothek-der-moderne/ 会期:----- 作者:----- ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 8, 2006 12:33:17 AM
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