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June 22, 2009
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カテゴリ:美術
知り合いの方から、一冊の写真集とチラシを見せて頂きました。
聖地巡礼 野町和嘉写真集』(※写真集画像なし)

そこには、底知れぬエネルギーを秘めた、何かが写っていました。

いや、すごいですね。
今度、東京で、この方の展覧会があるのよ。
この日取りだと、最終日のあたり、東京にいるかも知れません。
もし、行けるなら、行くと良いわよ。
ありがとうございます。

==========
東京都写真美術館

実は、東京時代も、映画の上映などでは足を運んでいましたが、
ちゃんと写真展を観るのは初めてでした。

…行って良かった。

もう、その一言に尽きます。

----------
もちろん、写真集で見た写真もあるのですが、
その大きなプリントに向き合った時の迫力、
そこから伝わってくるエネルギーは、まさに桁違い。

----------
祈り ― 信仰であり、感謝であり、追悼であり、
すなわち、「生と死」そのものが、この一連の作品には写されていました。

 ガンジス ― 祈りの人々が集う大河
 アフリカ ― 信仰なくしては生きられぬ大地
 アンデス ― 山上に吹き抜ける祈りの風
 エチオピア ― 不在の神に捧げられる命
 メッカ ― 響き渡る祈りの渦

まさに、聖地と呼ぶに相応しい、それぞれの地。

----------
戦争、飢餓、貧困、そういったものとは違う次元にあるようで、
しかし、その根源たる「生と死」そのものであるところの「祈り」。

祈る対象は違っても、空気のように神がおり、呼吸するように祈る、
そのありようは、変わりません。

その「あるがまま」のエネルギーが、美しく、力強く、凝縮されて、
写真という一瞬を切り取る芸術作品に昇華され、
それを、今、ここで見ることが出来る、という感動。

自分の今まで持っていた「宗教観」を揺さぶられる、素晴らしい体験でした。

==========
あまりの感動と、その感動を自分の言葉に出来ないもどかしさに、
思わず、友人に勧めてしまいました。彼の感想を聞きたくて。

彼は、野町先生のギャラリートークも耳に出来たそうです。
その感想については、本人にお任せするとして。

今回の東京滞在では、この展覧会しか行けませんでしたが、
この展覧会だけで、十二分に、満足というか、考えさせられる体験でした。

この展覧会を勧めて下さった方に、心から感謝です。

==========
『聖地巡礼』野町和嘉 写真展

  @東京都写真美術館 (東京・恵比寿)

[会期]2009.03/28(土)~2009.05/17(日)
[料金] 一般 800円/学生 700円/中高生・65歳以上 600円

http://www.syabi.com/details/nomachi.html





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Last updated  June 22, 2009 11:15:40 PM
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mrtk@jp@ Re[1]:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) >そらねこさん コメントありがとうござ…
そらねこ@ Re:本と共に~「ぼくらはそれでも肉を食う」(06/19) はじめまして。本の題名につられてお邪魔…
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