2023/04/25(火)00:00
母の葬儀 #7
葬儀が終わると香典返しや四十九日の段取りなどですが、一番大きいのは葬儀代金の支払いです。
父の時は、私が東京に住んでいた事もあり母がひとりで祭壇などの葬儀の概要を決めました。
地味な父だったので最後は派手に?送りたいとのことで、総額は270万円ほどでした。
四十九日の法要も含めると、300万円といったところです。
父が亡くなって、母はひとり暮らしを希望です。
国民年金はひとり分(5万円)になるので出来るだけお金を残そうということで、香典は葬儀費用にあてないで母に渡し、
会員値引き分を差し引いた、残金140万円を兄弟で負担しました。
母も払いたいと言うので10万円もらい、あとは長幼の順に60、40、30万円の負担です。
母が入っていた互助会です。
今回の母の葬儀費用は、150万円ほどです。
家族葬なので、原則香典や供花はお断りしました。
また、すでに36万円を毎月3000円120回に分けて払い終わっていたので、葬儀社への支払いは60万円弱で済みました。
お布施などを支払っても、残された母の現預金で十分賄える額でした。
祭壇や棺は、加入していた36万円コースの標準仕様だったので、結果的に母の想定していた葬儀になったのではないかと思います。
遺体を自宅で安置すれば10万円ほどコストセーブできましたが、これは想定外でした。
葬式も1日後ずれしてコストアップとなりましたが、その分時間に余裕ができてあわただしさが緩和されました。
この間ジムにも通いました。
今までまったく無関心だった互助会の仕組みも、消費税は葬儀時に負担するなど、今回興味深く勉強させてもらいました。
毎月の掛け金は2000~5000円ですが、特典還元率は190~157%と少ない金額の方が高いです。
それにしても、200万円の葬式で消費税が20万円ですから、バカになりません。
家族葬=小さなお葬式として、もっと安くできるところもあるようですが、小さくても一定のレベルはキープしたいです。
参加者が少ない分親密に接することができて、心のこもったぜいたくな葬式に思えました。
葬儀社の担当のお嬢さんも若いのに(地元の名門短大卒で5年目)、こちらの要望に応えてよくやってくれて感謝です。
笑顔が可愛かったです。