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2024/05/31(金)00:00

魂のピアニスト、逝く 〜フジコ・ヘミング その壮絶な人生〜

TV(274)

“魂のピアニスト”と呼ばれ90代になっても世界中で演奏活動を続けてきたフジコ・ヘミングが先月亡くなった。 脊髄損傷の大けがに加え、すい臓がんが見つかった後も闘病生活を続けていた。 NHKはこの5年、彼女に密着、ピアノへの執念と演奏活動を記録してきた。 病室にピアノを持ち込み、死の直前までピアニストであろうとしたフジコ。 彼女のピアノはなぜ観衆の心を打つのか?その壮絶な人生を貴重な映像記録とともに見つめる。魂のピアニスト、逝く 〜フジコ・ヘミング その壮絶な人生〜 - NHKスペシャル - NHK 昨年11月には、自宅の階段で転倒し脊髄を損傷。ほどなくして、すい臓がんが見つかったが、病室にまでピアノを持ち込み、再起を期して闘病生活を続けていた。晩年は、彼女を有名にした楽曲「ラ・カンパネラ」の作曲家・リスト、そして自身と同じように病と闘い続けたショパンの人生を改めてたどり、その楽曲に向き合おうとしていた。 フジコさんが死の直前まで追い求めたものは何だったのか。そして、なぜ彼女のピアノに人々はこれほどまでに魅せられるのか。新たな取材映像をもとに、最期までピアノへの情熱と執念を燃やし続けた壮絶な人生や“魂のピアニスト”の実像に迫る。 NHKスペシャルでフジコ・ヘミングさん追悼 5年間密着取材をもとに壮絶な人生に迫る - 産経ニュース (sankei.com) 50分ほどの放送でしたが、前半は以前の放送で使ったものでした。 後半は、昨年の転倒事故後の様子でしたが、老人特有のわがままが映し出されていて醜かったです。 昔の周囲の人の悪口も出てきて、見ていてあまり気持ちの良いものではありませんでした。 ピアノの練習の様子を見て、 1日練習しないと自分が、2日練習しないと同僚の演奏者が気づき、3日練習しないと聴衆が気づく との数日前見たTV番組の穐吉敏子の言葉が思い出されました。 どう見ても復帰はダメなのに、執拗に映し出すのは酷です。 もともと上品なクラッシック界にあって、異色のピアニスト、ビジュアルも特異で見世物的な扱いです。 最後のドキュメンタリーなら、何が魂のピアニストかわかりませんが、もっと彼女のピアノを聴かせてほしかったです。 ことさら醜い姿を見せるという意図は、何なのだろうかと思いました。

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