2007.6.1 ロンドン2日目~ブレナム宮殿、コッツウォルズ(その2)
イギリスのパブにはたいてい看板がついている。昔はいろんな職種の店先に掲げられていたそうで、字が読めない人でも看板の絵を見ればどういう店主がやっている店だとか、何を提供している店かを知らせるためだったらしく、その名残がパブの看板に残っている。 この看板はマールボロ公爵の顔で、昔このあたりの土地を所有していたことから看板の顔になったようだ。ランチは3種類あった。この中からひとつ選ぶ。ランチはツアー代金に含まれていた。 が、飲み物は別料金だったので、ビールをハーフパイントオーダーした。食後、コッツウォルズへバスは移動した。コッツウォルズは丘陵地帯の広範囲に小さな村が集まっている。なのでバスや車などの移動を要する。車窓からは美しい田園風景が見られる。地元で採れるはちみつ色のライムストーンを使用して造られた建築物は、その村々で微妙に色や建物の作りが違っていて、それぞれに村の雰囲気が違うのを味わえる。今回のコッツウォルズはこのツアーでは3箇所まわった。参考までに、ここにコッツウォルズの地図を載せておく。最初に訪れたのが、ストウ・オン・ザ・ウォルド(Stow-on-the-Wold)。この村にあるイギリス最も古いホテル「ザ・ロイヤリスト・ホテル」次にボートン・オン・ザ・ウォーター(Bourton-on-the-Water)。ここは9年前にも訪れたことがある。コッツウォルズの中で一番人気だとか。町の中心に川が流れるため「コッツウォルズのベニス」とか言われているらしい。ベニスに行ったことがないのでよくわからないけれど… かわいい妖精に目がくぎづけコッツウォルズで滞在、食事をするなら一番のホテルと評判のダイヤルハウス。 コッツウォルズ最後の村は、バーフォード(Burford)。この村にある教会はメイン通りから少し奥に入ったところにある。かなり古い教会のよう。ステンドグラスがとてもきれいだった。私はこの旅で、これからたくさんの教会を訪れ、たくさんのステンドグラスと天使とキリストとマリア像を見ることになる。クリスチャンでもないのに、ヨーロッパに行くとなぜか教会に足を踏み入れることが多い。帰りは渋滞してしまい、結局10時間ほどのバスツアーになってしまって少々疲れてロンドンへ戻ってきたのだった。…続く…