翻訳会社社長の日々是好日

68日目

要約に要した時間：15分39秒62

めざせ！10分切り！

【第一段落】
深刻な財政難のなか、六・三制の義務教育制度を始めなければならなかった。

【第二段落】
国や全国の自治体では、学校建設や備品の購入などの為のお金のやり繰りが続いた。収益金を充てる「教育宝くじ」を、いくつもの自治体が発行した。

【第三段落】
苦労を乗り越えて新制度を定着させることができたのは、教育や人材への投資が、日本の復興と発展に必ずつながるという国民的な合意があったからだ。

【第四段落】
高校授業料無償化を評価する人は必ずしも大勢でない。肝心の教育をしっかりした内容に改めなければ、効果は上がらないと思うからではないか。十分な支持がない政策が、社会に根づくだろうか。



【春秋100字要約】

六・三制義務教育は、国民の合意を得られたため、深刻な財政難の中、幾多の困難を乗り越えて定着した。一方、高校授業料無償化は、教育内容を改めなければ、国民の合意は得られず、定着することはないだろう。

（97文字）