翻訳会社社長の日々是好日

この日は、所属する異業種交流会の『新会員さん発表会』。

3月末に、この会のお世話役を仰せつかった。

毎年恒例の『新会員さん発表会』なのだが、いざお世話役となると、発表者さんに対して、非常に気が引けるものだ。

何か発表して頂く御礼はできないものかと、考えた。

そして辿り着いたのが、

1. 経営指標

2. SWOT分析

の2点。

更に、この日の発表は、『強み』にこだわることにした。

6月末から7月頭にかけて、発表者3人と面談。

1. 経営指標に関しては、中小企業診断士試験二次試験では定番の
a. 収益性、
b. 安全性、
c. 効率性　
という3つの切り口に、それぞれ2～3の指標をピックアップし、計算式と、それぞれの私なりの解釈を加えた一覧表をプレゼント。

2. SWOT分析は、ネットで拾ったPDFデータを印刷し手渡し、概要を説明した。

結局、3人の内、お一人が都合が悪くなってしまい、その方の時間を埋めるため、私自身の発表を用意することになった。

その内容は、

1. SWOT分析  の概要

2. 『強み』について

3. 日経朝刊水曜日版 【新興・中小企業】面の『200年企業』からの『強み』探し

ここ1ヶ月ばかり中小企業診断士の勉強はほどほどにして、この準備に没頭した。

それなりに楽しかったのである。

さて、迎えた本番。

あかん。。。緊張してしまった。

発表者を紹介し、今日の勉強会のテーマが『強み』であることを伝える、ほんの5分ほどの前置きアナウンスで、『緊張してるわっ』と発言。

ひそかに緊張していればいいものを、そんなこと言っちゃったから、ますます緊張。

学生時代は、人前で話すのが大好きな人間であった。

弁論大会に学芸会。ウキウキしながら参加したものである。 

元々シャイな人間ではあるが、大人数であればあるほど、燃えたものだ。。。

 ああ、それなのに。。。

最近、正直なところ、あまりこういうのが得意でなくなってしまった。

MBA留学中に、英語でのディスカッションでいつも圧倒されていた。

あれで悪い癖がついたような気がする。もっと正面から立ち向かうべきであったのだ。

後悔しても仕方ない。

『新会員さん発表会』で、新人さんをリラックスさせねばならない、お世話役が緊張の波を起こし、しかも私自身も『赤っ恥』。。。

まあ、いいでしょう。これ以上、下はないのだから、今度はちゃんと這い上がって見せましょう。

この日の勉強会の二次会で、OBのA氏や最長老メンバーのK氏に、『内容は充実していたよ。』とのコメントを頂いた。

プレゼンも大事だが、内容も大事だよね。っと思う。

中小企業診断士になったら、今の仕事との融合で、日本人の方だけでなく、外国人の方も含めた、大勢の人の前でセミナーとかしたいもんね。

修行、修行。

精進、精進。