レッスン感想(9/20)
師範、レッスンありがとうございました。参加された皆さん、お疲れ様でした。今回、ミュージカルに向けてHOVが次のステップに入ったということをより強く実感しました。次のステージに入ったということは私達も更に高いレベルを求められるということ、そのために必要なことを教えて頂きました。・自分の行動が目的に沿ったものか、常にチェックする。先日の10周年のお祝いで目的がずれてしまっていたこと、ミュージカルとの関連で言うと、師範が仰っていたように、このタイミングであの失敗を経験できたことは良かったと思います。本気でやって、失敗した、痛かった、だからこそ「要求すること」はしてはいけない、成功の具体的なイメージは絶対に必要、等の教訓がしっかり自分の身になっていくと思います。・目的に向かい続ける=力をかけ続ける ことが必要(とても難しいことだけど。)今の私にはミュージカルに出る、ミュージカルを実現させるというのが自分のリアルな目標としてあります。長丁場、もしかしたら減衰しそうな時が来るかもしれません。そんな時はこの話を思い出して自分で燃料を入れ直していきます。・先輩会員としての振る舞い。師範がいない時にふざけて技をしている後輩がいたらどうするか?今いる面子は判断のベースを共有していると思います。自信を持って注意していきます。注意するのは勇気がいる、でも私達には目的がある。ここでも目的を見失わず、恐れず行動できるようにします。今、ミュージカルに向けて進み出していることが自分の実感としてあります。師範が仰っていた、セリフ覚え、アドリブ、技、ダンス、ストンピング、演技など、まだまだできないことは多い。自分の中で小目標を立てて一つずつクリアしていきます。数週間前から自分の中で「腰のほぐしをしっかりやって姿勢を良くする」という小目標を立てていました。先日家族を駅まで向かえに行った時に「背が高いから違う人かと思った」と言われました。自分でも腰が伸びてきた実感があります。ミュージカルという目的に向かって、分割した小目標を達成することができる。(目標に向かって着実に進むことができる。)このことは自分にとって、とても大きな意味があります。他のことに対しても小目標としてチャレンジするための、気持ちの上での基盤になっています。何より、HOVではそのための方法が提供されている。こんなにありがたいアドバンテージはないと思います。さらに副産物として絶対に自分にとって良いことがある。(腰のほぐしだと腰痛軽減、など。)途中山がありましたが(ほぐしの体制で膝が痛くなる)、そこを乗り越えると後はやればやるほど成果が出るのだと感じています。この経験のおかげで、他の目標についても一山二山越えてその先に何があるか楽しみにしながら取り組めると思います。目的に向かって近づくことができる、そのための方法は提示されている、副産物まである、こんなに恵まれた条件で本当に良いのだろうか?とさえ思うことがあります。レッスンで吸収できることは思い切り吸収し、それを使って必要なものを普段の練習でどんどん伸ばしていきます。まずはかなり不安のあるセリフ覚えとアドリブ力、この力を付けるために、しばらく更新していなかった声日記を再開して継続していきます。(熱意を持ち続け続けることの練習にもなると思っています。)またQUESTフォーミュラを身に付けていきます。今回かなり嬉しかったことがあります。それは「黙想」の声に倍音が含まれていたということです。良い声が出せた!これって本当に嬉しいことですね。肘立てで師範を持ち上げることができたこととも合わせて、体の使い方が大分変わってきたのかな、と思います。また、黙想の声を出した時はがんばらずに楽に腹圧をかけれた感覚がありました。体と共に、ついがんばってしまう心、これも本当に少しずつではありますが、ほぐれてきてはいるのかな、と思い嬉しくなりました。嬉しさを感じるって大事だなー、と思います。もっともっと、と加速させたくなります。練習したい!体ほぐしたい!良い声出したい!と無理矢理自分を持って行くのではなく自然とそちらに向かえるようになる燃料になっている気がします。今は、肘立てで地球に力に逆らう、バネで地球の力を利用する、これを意識して練習して体の使い方の感覚を磨きたいと思っています。それは、一教裏が未だに出来ずにとても悔しいから、というのが大きいです。今回教えて頂いた「流れを途切れさせない」「やるぞ!という動きではなく自然に」「手順をしっかり体に覚え込ませる」ということと共に、重力をどう使うか、この感覚も、特に裏系には、とても役に立つのではないかと感じています。二教の裏で目を閉じて技をかけましたが、これはとてもためになりました。ついつい「かけよう」という意識で頭が突っ込んだりしてしまっていましたが、目を閉じると感覚を集中させて相手を把握する必要があるため力の流れが目を開けている時よりはっきり感じることができました。引いて回転に巻き込む、手刀と合わせて下向きの螺旋を描き点に収束させる、最後は喉を手刀で制する、とても美しい流れだな、と感じました。目を閉じる、ということで私にとって初めての練習もしました。目を閉じて相手の力の流れに逆らわずに動かしていくというものです。これをしているとき場がとても静かで、でも流れはちゃんとあるような不思議な感じでした。レッスン後に師範から「場が浄化される」といったようなお話をして頂きとてもよく分かった気がします。滞りがない流れを感じ、抽象的ですが、宇宙を感じました。おだやかーな気持ちになる、なんとも不思議な心地良い体験でした。演技について、ギャップが非常に大事であるということを教えて頂きました。ギャップが魅力になる、ということでギャップを持つ組み合わせを考える練習として曲を聴き、それに合わなそうなCMなどを考える練習を行いました。これは面白かったですね。こういうの考えるの自分は好きなんだなー、と分かりました。演じるキャラとギャップのあるキャラを普段演じていた方が舞台では魅力的、また普段の自分も第一印象とギャップを見せることで魅力的になる、ということを教えて頂きました。ギャップ、普段から色々考えていきたいと思います。(考えるの楽しいので、ぼんやりと自然に考える感じになりそうです。)自分がやりたいキャラ、普段と同じキャラをステージでやると、それは自分がやりたいという気持ち優先、つまり要求していることになるので、客からすると観たくないものになる、というお話を聞き、なるほどなーと思いました。また人に対して何かをするときでも、本当の自分でやると(10周年のお祝いの時のように)結果を期待してしまいやすい、それよりも”作っていく”意識でいると「これがダメならじゃ、これは?」といった感じで次に繋げていきやすい、というお話も、とても参考になりました。今回演技の練習で大笑いなどは大分できるようになったのですが、まだまだ「泣く」「笑う」などの言葉に囚われて演技してしまっているとご指摘を受けました。「感情の振り幅が狭い」 何とか幅を拡げていきたいと思います。まだまだな自分がとっても悔しいです。もっともっとアンテナ立てて幅を拡げていきたいと思います。また演技の最後の方で、絶望からの再起などをやっている時、自分達では気付いていませんでしたが疲れが出てきて本気でさらけ出すことができなくなっていました。これはやばいこと。師範の指摘で、確かにやばいと思いました。(舞台での絶望と再起は90分の最後!疲れたなんて言ってられません。)武道の最終目標「死なないこと」その心は、最後まで生きるために全力を尽くすこと。「アドリブ力」瞬時に最適な判断を下すこと。アドリブ力を鍛え、最後まで全力を尽くします。舞台本場に向け毎日を全力で生きていきます。レッスンありがとうございました!