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パタヤの短足じじ

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June 16, 2018
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カテゴリ:ゴルフ
少し前に山本道場「いつき」選手のスイングがインサイドに振れていないとこのブログに書きました。実際は全くインサイドに振れていないとか言うことでは無く少ないと言った言い方が正しいです。この目で最近の「ちさと」選手のスイングを見てみました。彼女の方は綺麗にインサイドに入っています。以前はいつき選手とちさと選手は飛距離も随分違いましたが最近はビデオなどでもたまにちさと選手がいつき選手をオーバードライブしています。
 このちさと選手ですが以前はトップでシャフトがフニャフニャと動いていました。最近はこれが是正されて綺麗にトップから降りてきます。映像を見ていて最も違うなと思うのは左手とシャフトの角度が変わらずにインパクトまで続き、フィニッシュを迎えるようになりました。左腕の描く円盤とシャフトの動く円盤が綺麗にイメージ出来ます。年齢も上がりすべてがしっかりして来たのでスイング中にシャフトと左腕の角度を保持すると言うことも無理なく出来る様になったのでしょう。
 さらにこの円盤の上を通る左腕とシャフトですが先に左腕が最下点に達し、この状態でヘッドが最下点に達するのを待ってかつヘッドが'追い越してから再び左腕が円盤の上をなぞって回転していくイメージがあります。
 そして大事なのは左腕とシャフトが作ったセットアップ時の角度がインパクトで綺麗に再現されていることです。この為にはトップでは手首が左腕を軸に回転することで消えていた左腕とシャフトの角度が徐々に復活しインパクトではセットアップ時の角度まで戻る。これが綺麗にイメージできるスイングです。言い換えればシンプルで再現性の高いスイングだと言えます。
 一方でいつき選手の方は最下点でヘッドを押し出す動きをしています、この押し出しが山本道場が言っている魚突きにつながっています。この押している瞬間にもヘッドは回転を続けています。従ってこの押し出しの何所のタイミングでボールをヒットするかでヒットする際のフェース面が左右されます。
 押し初めにヘッドが最下点を向かえているとボールをヒットする時点ではフックフェースになりますし押し終わりのタイミングではヘッドが遅れてスライスになります。時間にして0.1秒も無いこの最下点の手の動きを自分でコントロールしようとしているわけで謂わばより高度な技に挑んでいるのがいつき選手だと言えます。このタイミングをコントロールできればよりパワーが得られます。
山本同上では魚突きと言うメニューを取り入れています。基本は右足に体重を掛けてそのままクラブを突き出すと言うものです。
これが実際にどうゴルフのスイングに反映されるかですが、この「ちさと」選手と「いつき」選手は見事に違った解釈で取り入れています。
右足に体重を乗せてクラブを引き、打って行くこの右足の使い方については2人とも差がありませんので省略します。
2人の大きな違いは色々ありますが大きな違いは「如何に忠実に魚突き」の要素をスイングに組み入れようとしているかです。
端的に言えば「ちさと」選手は魚突きの最も重要な要素のみを取り入れています。この最も重要な要素とはスイング中のシャフトの確度と左腕の角度を保っていると言うことです。
一方の「いつき」選手はどちらかと言うと魚突きの動きの全てをスイングに組み込もうとしています。何が魚突きの要素かと言えば①グリップを後ろに引く。②グリップを押す。です。
この①から②の動きに移る時に、所謂「切り返し」ですが「いつき」選手はタイミングを取る目的かパワーを得る目的かで上体を捻っています。この状態の捻りは今年の3月くらいまでの「いつき」選手には無かった動きですが、では何故こう言う上体の捻りが加わったのでしょうか?
それは腰の回転によりスイングの始動ではなくなったからです。魚突きの要素に腰の回転はありません。ですから魚突きを真面目にゴルフのスイングに当てはめようとすればいつき選手の今のスイングに様に状態の捻りで戻しで始動する事になるのは理解出来ます。
加えてシャフトを押していくイメージですのでグリップとヘッドの動きはイメージとしては連動しますので遅れは減ります。最近の「いつき」選手の飛距離が落ちてたまに「ちさと」選手に置いていかれる様になった原因はここにもあります。一方の「ちさと」選手は魚突きのエキスであるシャフトと左腕の角度をスイング中に保つと言う要素のみを取り入れましたのでパワーは落ちるどころかヘッドの遅れを効率よくスイングに反映させる事が出来ますのでこの魚突きドリルで飛距離アップも手に入れました。
 この辺り2人の性格が良く現れています。何でも師匠を信じて取り入れようとする真面目ないつき選手と不真面目そうに見えても一番肝心なところはちゃっかりと物にしてしまうちさと選手です。
加えてこれも指摘しましたが今のいつき選手のスイングはヘッドの遅れが少ないので下手をするとヘッドが先行してフックになる危険性が高いことです。
スイングはシンプルがBestです。ちさと選手のスイングはグリップを最下点付近で止め、遅れてくるヘッドを待ち、追いついたら右手を使って球にぶつけて行くだけです。
これに反していつき選手の今のスイングは初めから右手で打って行き、最下点付近でさらに右手を突いてヘッドを押し出しています。グリップが動いている状態の何所でヘッドの最下点を迎えるか、もしくは止まったグリップで最下点を迎えるかの何れが易しいか、つまり安定するかですが当然止まった状態で最下点を迎えるほうが安定してグリップとヘッドの関係を安定して得られる事は疑う余地がありません。
 ただ言えることは今は過程に過ぎません。わずか3ヶ月前は今の「ちさと」選手の様なスイングをしていました。従って時間が経てば彼女も気が付く、あるいは師匠が直すことであろうことはさして想像に難くありません。もしくはいつき選手はプロを目指す身なのでこの難題に挑戦し物にするのかも知れません。ひとつだけ付け加えれば上体の捻りと腰の回転のどちらが体への負担が少ないか?です。これも腰の回転の方がより負担が少ない事も明白です。かつ腰の方が上体に捻りよりパワーがある事も間違いありません。願わくば故障する前に腰の回転に戻すことを願います。
 以前グリップのプレーンとヘッドのプレーンは同じプレーン上で違いは中心からの距離だと勘違いしていた時期はこのヘッドの遅れをイメージすることは容易でしたが二つのプレーンを意識し始めてからはこのヘッドの遅れのイメージが消えていました。と言うのも左腕とシャフトの角度をセットアップ時とインパクトで同じにするためにはかなりの力を入れないち保てないからです。しかし実はこれが間違いでこの2つの軌道を意識して触れれば左グリップを石の様に固めなくても角度を保てますし、かつヘッドが遅れるイメージも得やすい訳です。
 こう言う初歩的なイメージがゴルフをやってきて30年以上も経ってなお理解できずにあれこれ考えているのですから私がなかなか上達しないのも頷けます。





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Last updated  June 16, 2018 12:00:50 AM
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aki@ Re:穴が空いたベンツW124の排気管(01/13) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
グリーン経済成長@ Re:スズキ ジムニーロング In Thailand(05/10) 最近では冷間のプレス技術でGPa越えが相次…
ゴルフファン@ Re:山本道場の師匠がガンのステージ4(04/30) 医師でもないでしょう。 ほとんど見込みが…
パタヤ太郎@ Re:新型トライトン物語その(03/28) サプライヤーさんかと思っていましたが、O…

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