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単身赴任生活チャレンジ日記

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Mar 24, 2006
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カテゴリ:旅先・出張先にて
 昨日は、今回の長崎出張で朝駆けで立ち寄った場所について書きました。

 今日は、長崎で立ち寄ったもう一つの場所について綴ります。

 もう一つの場所とは、平和公園とその周辺の浦上天主堂原爆資料館です。長崎での出張の用件を済ませ、航空便に搭乗するまでの空き時間を利用し、出張同行者と一緒に行ってきました。

 まず、訪れたのが、平和公園。路面電車の最寄り駅を下車し、踏切を渡り、道路を越えるとすぐのところに平和公園の入口がありました。
 平和公園は、細かいことを言うと、爆心地の地区と、平和祈念像のある地区に分かれているそうですが、訪れたのは後者の方のみです。
 平和祈念像のある地区は、戦前には刑務所があったところで、小高い丘状をなしています。入口からは平和祈念像は見えず、入ってすぐの階段を登り詰めてようやく、「平和の泉」を挟んだ正面、広場のさらに奥にその像が見えてきます。

 平和公園を訪れたのは、オランダ坂周辺と同様、高校の修学旅行以来です。記憶では平和祈念像の前の広場がもっと広かったような印象がありましたが、意外に狭く感じられました。また、当時は気付かなかったのですが、ソ連、チェコ、東ドイツといった旧共産圏の国からの平和慰霊碑が目に留まりました。

 それから、浦上天主堂です。現在の天主堂は昭和34年に再建されたものですが、これと同じロマネスク式の天主堂が被爆当時建っていたそうです。
 天主堂に上る道の両側には、被爆により首がなくなった天使像が並んでいました。

 そして、最後に原爆資料館です。館内受付で尋ねると資料館ができたのは10年前とのことで、もちろん今回が初めての訪問となります。
 館に入るとすぐ、中国人の団体さんを見かけました。中国本土からのお客さんか台湾からか不明でしたが、彼らに「長崎」はどのように映ったのでしょうか。
 展示は、とにかく一つ一つの展示品が重い重いメッセージを発っしていました。私は信条としては、非武装中立は理想論として理解はできても、現実論では難しいと思っている立場ですが、改めて今回「長崎」に触れてみて、日本人一人一人が、長崎に起こった過去の歴史を頭に刻み込んでおく必要があるとつくづく思いました。

 それと、も一つ、資料館で思ったこと。展示解説が日本語、英語の2カ国語のみだったこと。是非とも、中国語、韓国語表記を加えてもらえないか。そのように思いました。(小冊子は中国語、韓国語もあるようです。)







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Last updated  Mar 24, 2006 07:26:52 PM
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