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テーマ:たわごと(26900)
カテゴリ:世に棲む日日
惑星が3個増えるんですって。
現在、チェコのプラハで開催されている国際天文学連合(IAU)の総会で、今まで明確に定義されてなかった惑星の定義案を公表したそうですね。これにより、従来まで太陽系惑星を9個としていたのを修正し、2003年に見つかった新天体「2003UB313」、冥王星の衛星とされていたカロン、小惑星セレスの3天体を新たに加えた12個とするとのこと。 この定義案は、早ければ総会期間中の24日に投票に掛けられ、惑星を増やすかどうかが決まるそうですが、マスコミ各紙、いろいろ先のことを心配していますね。来年の教科書に間に合うのかとか、占星術はどうなるのかとか。 この問題、どんな結論となるか注目していますが、結論がどうであれ、宇宙に対する子供たちの関心を奪うようなことのないようにと願うばかりです。 その心は、思考がSF被れなのかなあ。星に思いを巡らせて、いつかは人類が地球を出て行くことも、そこまでいかなくとも、「アルマゲドン」や「ディープ・インパクト」に描かれていたような小惑星や彗星の地球衝突の回避のためにも、天文学は重要な学問と考えるわけです。 ちなみに、星空って、光害によって見えづらくなっていますが、天文観測では宇宙から伝わる微弱な電波を観測するってことも行われています。この宇宙からの電波の観測も、近年の電波利用の急速な普及で支障が出てきているそうです。特に、広帯域の周波数帯を使用するUWB(Ultra Wide Band)などは電波天文との干渉が心配されています。 携帯電話の車内マナーの問題がよく取りざたされますが、電波利用の影響もいろんなところにあるようです。 学研【大人の科学マガジン VOL.9】究極のピンホール式プラネタリウム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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