2007/04/08(日)00:06
★★★★★むげん・2005★「その4」★【名曲とその背景】★ヒット曲・誕生秘話★【美空ひばり・名曲と世相 その1】
4月8日・・・「その4」
★★★★★むげん・2005★「その4」★【名曲とその背景】★ヒット曲・誕生秘話★【美空ひばり・名曲と世相 その1】
◎ 西の空に浮かぶ白い雲は、原爆のキノコ雲か?
=昭和三十三年の「花笠道中」 米山正夫 作詩・作曲
★★★・新生・2007年・★★★
◆
今年も、芸能界・イキジビキ・M氏による、
続々、あふれくる
「ヒット曲・誕生秘話」
ご期待、下さい。
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★・今回は、昭和の、戦後史を、語るとき、
・欠かすことができない存在の、「美空ひばり」を、とりあげて、戴きました。
★★★・イキジビキ氏との、定例・うちあわせ・より
★・夢あふれる、少年のような、
純なる魂で、次々と、コトバが、ほとばしる・・・。
★・並木路子、
ヒット・ソングの、影響もあり、
・戦後の、
オピニオン・リーダー、
とも、言い切る、
「イキジビキ氏」
・ビロードの声と、
言われるように、
さすがに、歌は、うまいが、
・私の母など、
あの、カンダカイ・キンゾクオン、
耳障りで、いまいち、
やすらげないとも、いってましたと。
・それにくらべ、
美空ひばりの、歌は、
やはり、きいてて、
やすらげますよね、と。
・カラオケには、
ないからと、ご持参のCD、
やおら、とりだされ、
・電源いれ、
スゥイッチ・オン。しばし、
ヒバリ・メロディに、ききいることに。
★★★・M氏との、定例会。今日は,主として、軍歌にまつわる、ウラバナシ、盛り沢山。
・CDほか、秘蔵の資料ご持参で・・・。感受性ゆたか、少年のような、純な躍動感あふれる、情熱の人。
・ビッシリ、つまった情報。次々と、コトバが、爆裂。
・吉田茂が、まだ、外交官・時代。まだ、名もなき、フリーター時代?の、藤原義江を、みいだし、イギリスへ留学させ、オペラ歌手として、デビューさせたハナシ・・・。
・古川緑波が、歌ってた「江戸っ児 部隊」が、美空ひばりの、「お祭りマンボ」誕生の、ルーツであった等など、そのほか、
・東京芸大と、軍部や政界との、かかわり、オフレコ秘話・・・まで。ワイン片手に、ハナシは、尽きない。
★★★・新しい原稿が、おくられてきました。
・靖国問題でも、ギクシャク、しているアジア外交。そんななかにあって、日本をとりまく、戦前、戦中、戦後の、問題意識を、軍歌を通して、考えなおしてみようという、
・M氏・独特の、試み、ご一読、ください。
★★★・芸能界・イキジビキ・M氏より、「君の名は」・最終稿が、おくられてきた。
・氏ならではの、足で書く、徹底した取材・マン・魂に、ウラウチされた、しかも、心のキビやアヤ、ヒダのデリカシィが、投影された、独特の感性による、文章。ご一読あれ・・・。
★★★・編集・前説
★・「君の名」しめの原稿、いただきました。わざわざ、当時の関係者たちを、歴訪取材し、生きた秘話を、とおしての、ご執筆。さすが・・・。
★・「芹洋子」に関する原稿、打合せの前に、「君の名」その4、が、送られてきた。
・当方の、好意的な、対応のトロサを、詫びながら、以下、掲載・・・。
★・イキジビキ氏との、定例会後、「芹洋子さん」から、氏へ、親書が、舞い込む。氏の創作意欲を、熱く、刺激する内容であった。
★・イキジビキ氏より、当方への、親書のなかに、切々と語られ、感動をよぶ。
★・親しい仲にも、礼儀ありで。個人的情報なども、ふくまれているから、あらためて、氏のご了解を得なければ・・・。それまでは、ここでの、公表は、つつしみたい。
★・ご了解を、とりつけようと、していた、やさきのこと、パソコン・故障という、アクシデントに、遭遇。
★・したがって、氏から、親書と、同時に送られてきた、「芹洋子」さんに関する、あらたな玉稿も、あずかりのまま・・・。
★・氏との、打合せの上、いずれ、公表できる範囲で、掲載予定。
★・「芸能界・イキジビキ・М氏」との、打合せ・・・より、その一部を。
★・かの「イキジビキ」氏は、芹洋子さんに、四季の歌を、歌わせた、張本人でもある。
★・もちろん、芹洋子ばかりではなく、氏によるプロデュース、関係・歌手・多数・・・。
★・また、「君の名は」、続編の秘話ほか。
★・最近、中、高校での、卒業式で、「蛍の光」を、歌わなくなった。
★・そこで、それに変わる、歌として、「旅立ちの日に」を、芹洋子が、全国キャンペーン、やりはじめたとのこと。
★・そのほか、いろいろと、話題つきなく・・・。また、次回を、誓いあって・・・。
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〔会長様〕
★★★・「芸能界・イキジビキ・M氏」より
【美空ひばり・名曲と世相 その1】
◎ 西の空に浮かぶ白い雲は、原爆のキノコ雲か?
=昭和三十三年の「花笠道中」 米山正夫 作詩・作曲
一番の歌詞
これこれ!石の地蔵さん、「西へ行くのは、こっちかえ?」。
黙っていては、わからない。
ぽっかり浮かんだ白い雲、なにやらさみしい 旅の空。
いとし殿御の心の中(うち)は、雲にお聞き、と、いうのかえ。
★・昭和三十年を過ぎて、復員兵を含め、
・兵隊が供出を拒んでいた銃や弾丸などの武器は一般社会からなくなり、
・中毒患者のために容認せざるを得なかったケシなどの麻薬も栽培されたり、
・注射器なども、当局に回収され、
・同時に日本社会も県営住宅や、市営、町営住宅も建ち始め、
・戦後の復興も本格的に始まろうという時期にさしかかった。
・しかし、今でも靖国神社に祭るか、
・追い出すか、で話題になっている、A級戦犯の処刑は、
・当時も愛国者から、後悔の念を禁じえなかった。
・そんな世相を背景に、
・日本中に旋風を巻き起こしたのが、この歌である。
★・石の地蔵さんとは、旧将校でなくても、
・敵兵として、アジアの銃を持った一般国民を倒し、
・復員した元日本兵を暗示している。
・西へ行く、とはすなわち、仏様のいる西方である。
・寂しい旅とは、死出の旅、
・むかしから、あの世への旅の空には、
・白い雲が浮かんでいたと言われているが、
・ここでは、広島、長崎に投下された、
・原爆のきのこ雲の含みがあると、大衆に言われた。
・この歌では、「いとし殿御」と三番まで、
・繰り返し歌われているが、
・これは、最初はマッカーサー司令官だったが、
・解任されると、言わずと知れた、アメリカ大統領のことである。
・雲にお聞き、とは、
・すなわち、アメリカ大統領、の心は、
・戦争を勝利に導いた原爆のキノコ雲に込められているのだ、
・と復員兵を含めた日本のひねくれた大衆は、よく言ったものだ。
・しかし当時から、
・アメリカや戦争を非難する、国内の野党派に対しては、
・石の地蔵さんを決め込めば、
・何とか、戦後社会は切り抜けて、
・生きていけるという新しい処世訓となったのが、
・この歌である。
・私の親戚が、最近アメリカの青年と結婚する娘のために、
・マッカーサーの生まれ故郷のバージニアに山を買ったが、
・地元では、マッカーサーは日本に、甘すぎたので、
・司令官を解任されたのだ、とうわさされている。 (了)