京都物産展
私が「北海道物産展」の次に好きな「京都物産展」が今近所のデパートで開催されており、忙しい合間を縫って顔を出してきた。まあ「北海道」の時は都合3回ほど足を運ぶが、「京都」はせいぜい1回かな。そのかわりこの手の催し物となると人格が変わってしまう私のこと、セーブするのに苦労するのだ。ちなみに今日ゲットしたのは、八ツ橋(あんの入ってないヤツ)・羊羹・わらびもち・漬物・ちりめんじゃこ・にしんそば等々。しかし良く見てみると、この京都物産展も少しずつ様変わりしてきているのに気が付く。例えば京菓子の類でも、今までなら正に伝統の「本流」をいくようなものばかりだったのが、世代交代なのかここへ来て洋菓子とのコラボレートなども見られるようになり、単に京都の薫りを伝えるという場から、京都を発信源とする新しい文化の紹介の場というニュアンスも見て取れる。実際今回のこの催しの新聞広告を見た時も、その広告のトップにメインで取り上げられていたのは何と「ギョ-ザ」なのだ。さすがに私は買う気がしなかったし、おそらく何かで有名になったものに違いないのだろうが、そのギョーザに飛びつく人にとっては、それが京都の物であるか他所の物であるかどうかなんてのはあまり大した問題ではないのかもしれない。まあこういった催しも回を重ねていくとマンネリに陥ってくるのは避けられないだろうから、ある程度中身を変えていかざるを得ないんだろうな。