セクシー田中さんが好きだった。
これを書いてる日は1月の30日。前日の夜、漫画家の芦原妃名子さんの訃報の記事を見ました。その数日前、Xでドラマの脚本と原作とで上手くいかない旨を綴ったツイートを見ていたのでその後が気になっていたばかり。これを書くのは誰かを悪者にするのだろうか、このblogは無名の、読者も一人もいないものだから好き勝手書いてもいいんじゃないか....色々思うところがありますが穏やかに私の気持ちを書きたいと思った。きっと誰ともこの話をすることがなく胸のつかえを吐き出したいだけのような気もするが。私はセクシー田中さんのドラマは好きだった。同世代、どんどん老いていく自分も向き合う中、もう一度何かを頑張ってみようかなと思えるものだった。ドラマが始まる前に漫画の試し読みを読んで時にすごく面白くて期待してワクワクしてたのを覚えています。作者があの、砂時計を書いた人だと漫画を読んで初めて知った。木南晴夏さんは好きだし、めるるは可愛かったし、みんなちょっとコメディっぽくて明るくて面白かったけど、もしかしたら原作者は納得してなかったのかもしれないと思うと、面白いと思ってしまうのも失礼なのかな??とも思った。最後まで原作を読んでない私からしたらどこがどう違うのかは分かっていないので、どちらが良いとかは分かりません。でも作品は作品を作った人の物なのではないのでしょうか。例えばこれが殺人の漫画だとして、酷く残虐だとしても作者がそうしたいならそれが正解だと思ってしまう。もっとこうした方が.....分かりやすく....とか人が作ったものを変更するくらいならは別の作品をつくればいいのでは??と思ってしまいました。漫画の実写はやっぱり話がちがったり、知らないオリジナルキャラが出たり。基本的に好きではないので、こういう事が起きてやっぱり納得していなかったんだなと思ってしまいました。もしかしたら砂時計の時も嫌な思いしたのかな。だからこのドラマはちゃんと忠実にってお願いしたのかな。なんて、ふと考えてしまったり。ドラマ化されてもっと有名になったりって利点もあるけどな。とか思ってみたり。他人には大したことないと思えるものも本人にとっては命より大切だったり、命そのものだったりするものはあるのだと思いました。昨日は涙が止まらなかったよ。本当に泣けてしまったよ。1ファンとしてご冥福をお祈りします。ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。