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カテゴリ:海外文庫
ストーリーは、「太陽が見たい」シェードは冒険へ旅立った
太古の昔、鳥族と獣族が真っ向から対決した大戦争があった。コウモリはどちらにも味方しなかったため、太陽の出ている間の行動は禁じられて、闇の世界に追放されたのだった。銀翼コウモリの子供として生まれてきたシェードは、からだも小さく力も弱かったが、人一倍旺盛な好奇心があった。旅に出たまま戻らない父と再会すること、そして一度だけでもいいから太陽を見ることが、シェードの夢だった。ある日、フクロウたちの急襲で棲家を焼き払われたコウモリたちは一路南をめざす。道中、小さなからだのシェードは嵐に吹き飛ばされ群れからはぐれてしまう。果たしてシェードは仲間と再会できるのか。そして、コウモリたちに言い伝えられてきた「ノクターナの約束」とは何か? 最初から最後まで一気に読んでしまいました。 それぐらい面白かったです。 主人公がコウモリって事でどういう展開になるのか全然読めなかったけど、次から次へと想像を絶する展開が繰り広げられました。 手に汗握る展開ってこういう事でしょうね。 銀翼のコウモリ【シェード】に次々と試練が襲いかかります。 最初こそ頼りなさそうなシェードですが、物語が進むにつれて成長していき自分より体の大きな相手にも勇敢にむかっていきますよくあるような展開なんですが、このケネス・オッペルと言う作家には読者を惹き込んでしまう展開の巧さがあります。 この巻では謎が多く残るので続編を一日も早く翻訳してほしいです。 評価★★★★☆(4.0) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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