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カテゴリ:海外文庫
ストーリーは、戦いのプロ、ショーン・ガレンは麻薬取締局の捜査官から仕事を依頼された。エレナという女性をコロンビアの刑務所から救出してほしいというのだ。エレナは以前はコロンビアの反政府ゲリラの一員で、コロンビアの麻薬王チャベスをアメリカにおびき寄せるための切り札を握っていた。驚いたことに彼女は自力で刑務所から脱走し、ガレンと合流、やがて無事アメリカに入国した。ともに孤独で強靭な戦士であるふたりは、心ならずも相手に惹かれていく。だが、エレナを追うチャベスとの凄絶な死闘は、まだ始まったばかりだった……。
一番好きな作家は誰ですか?って聞かれたら間違いなくアイリス・ジョハンセンって答えるあつぼうです。 そのジョハンセンの新作を紹介したと思います。 最後まで楽しく読めました。さすがロマンティック・サスペンスの女王です。 今回は永遠の腕白小僧ショーン・ガレンが主役に抜擢されています。 ショーン・ガレンと言えばイヴ・ダンカンシリーズのスピンオフ【爆風】で初登場しました。 ジョハンセン自身もガレンがお気に入りの様子でそれからも何度となくジョハンセンの作品に登場しています。 どちらかと言うと今までは脇役的存在やったけど、今回は主役に格上げされています。 イヴ・ダンカンシリーズを中心に広がりをみせるジョハンセンの世界はこれからも楽しみです。 次作では、今作でガレンやエレナを助けたモーガンが主役です。 そしてエレナのその後も分かるみたいなので早く読みたいです。 評価★★★★☆(4.4) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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