2006/11/04(土)21:35
ダニー・ザ・ドッグ
2005年 フランス/アメリカ
ジェット・リー モーガン・フリーマン ボブ・ホスキンス
ストーリーは、5歳の時に誘拐され、悪徳高利貸しのバートによって番犬、そして闘犬になるべく育てられた男ダニー。常に首輪をはめられ、脅迫兼戦闘要員として借金の取り立てと闘いに明け暮れる日々。感情さえも無くしたダニーが唯一興味を示したものがピアノだった。そんなある日、ダニーは取り立てに向かった先で一台のピアノに遭遇する。そしてピアノに心奪われているダニーに、盲目のピアノ調律師サムが話しかけてくる。サムは戸惑うダニーに優しく接し、鍵盤の叩き方を教え、調律の手伝いをさせる。やがて2人は少しずつ心を通わせていくのだが…。
最近のジャッキー・チェンの生ぬるいアクションを観た後に、ジェット・リーの映画を観ると切れ味抜群のアクションを観たような気になります。
この映画でもジェット・リーのアクションは凄かったです。
5回連続で中国全国武術大会総合優勝した実績は今でも活かされてるんですね。
しかしドラマ重視に制作されてるのでアクションはちょっと控えめで、ジェット・リーのアクションを期待してた人には消化不良でしょうね。
ジェット・リーもワイヤーを使ってるけど、まだ許せる範囲でした。
最初からジェット・リーのアクションが爆発してるけど、モーガン・フリーマンとのピアノのシーンになると極端にトーンダウンするんですよ。
ちょっと中だるみって感じがしました。
せっかくピアノをキーに使ってるんやから、もう少し演奏があっても良かったのでは?
ドラマに重点をおいてるわりには物足りなさを感じます。
でもジェット・リーの新しい一面をみれたのは評価出来ます。
ジェッキーやチョウ・ユンファよりも演技は出来てたって思います。
リュック・ベッソンが制作に名前を連ねてるだけあってアクションのテンポはいいですよ。
ボブ・ホスキンスがスーパーマリオのルイジに見えて笑ってしまった。
まぁ~彼は実際に映画でもルイジを演じてましたからね。
評価(2.8)