映画と小説の保管庫

2007/02/05(月)23:51

陽気なギャングが地球を回す

邦画(148)

2006年  日本   大沢たかお  鈴木京香  佐藤浩市  松田翔太  大倉孝二  加藤ローサ   ストーリーは、銀行での爆弾騒動の現場に偶然居合わせた4人の男女。なぜか他人の嘘を確実に見破ってしまう男・成瀬、どこまでも正確な時を刻む体内時計を持つ女・雪子、生まれついてのスリの天才・久遠、ヘ理屈を駆使する演説の達人・響野。風変わりな才能を持った彼らは、成り行きから爆弾事件を阻止したことで、図らずも4人が組めば自分たちの特異な才能が活かせることに気づく。かくして4人は銀行強盗チームを結成、抜群のコンビネーションで次々と成功を収めていくのだったが…。   もう1年以上前に映画依存症仲間のyamaさんがこの映画の事を日記に書いてたのでずっと気になってたんですよ。 ツタヤの半額を利用してやっと観る事が出来ました。 観終わってyamaさんが何度も観てる意味がようやく理解出来ましたよ。 こういうスタイリッシュな映画って個人的には大好きなんでこの映画も好きになってしまいました。 90分にまとめあげてるので展開がスピーディなのも好感度アップ! 出演者のド派手な衣装も好きです。 演出面などは詰めが甘い部分があるけど、それでも楽しめる映画でした。 個々のキャラが際立ってるけど、佐藤浩市演じる響野の演説が素晴らしかったです。 銀行強盗とは全く関係のないような演説やけど、妙に惹きこまれる演説です。 そりゃ演説が終わったら人質から拍手をもらえますよ(笑)。 こういう人が政治家になったら簡単に国民を欺く事が出来るでしょうね。 まぁ~この難しい役を軽くこなしてた佐藤浩市の演技力って素晴らしいですよね。 これだけ特殊な能力を持ち合わせた4人が集まったら無敵って思うけど、実際はそうでもないんですよね。 でも最後まで凄いコンビネーションを見せてくれますよ。 CGなどはアニメっぽく作ってあるんですが、これも狙いなんでしょうね。 この映画にリアルなCGは必要ないと思うんですよ。 カーチェイスの時のCGは本当に安っぽいけど遊び心満載って感じでこの映画の雰囲気にピッタリでしたよ。 展開が速いのであっという間の90分間でした。 好き嫌いの分かれる映画とは思うけど気軽に楽しめる映画ですよ。 エンドロールにまたまた仕掛けがあるので是非最後まで観て下さいね。 続編を観たい1本です。 評価(4.0)

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