映画と小説の保管庫

2007/11/16(金)23:41

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々〈2〉魔海の冒険  リック・リオーダン

海外文庫(110)

ストーリーは、オリンポスの神ポセイドンと人間の母親との間に生まれたパーシーは、ある日学校で怪物に襲われる。ハーフ訓練所に戻ってみると、タレイアの松が何者かに毒をもられて枯れかかり、訓練所は危機に陥っていた。タレイアの松を復活させる魔法の道具を求めて、「魔の海」へと向かったパーシーの前に、クロノスの手下となったかつての友人ルークがあらわれる!新たに判明した家族の秘密を受け入れられないまま、ふたたび冒険へと向かうパーシーの行く先に待つものは―。   楽しみにしてた【パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々】シリーズをついに読みました。 親友グローバーが巨大な怪物に追われてる悪夢を観たことによって今回の冒険が始まります。 前作ではアテナの娘、アナベスとグローバーと3人で壮大な冒険を繰り広げたけど、今作ではグローバーの代わりに身長191センチの泣き虫、タイソンが旅の仲間になります。 このタイソンには驚愕の真実があるのですが、それは読んでのお楽しみ。 気が優しくて力持ちって感じのタイソンは凄く魅力的なキャラですよ。 グローバー探しと平行して進行するのが、ハーフ訓練所にあるタレイアの松が何者かによって毒を盛られ、訓練所の境界線の力が弱まって怪物が訓練所を襲うようになります。 タレイアの松を救うには魔の海にある巨人族キュクロプスの島にある金の羊毛を手に入れる必要があります。 魔の海というのは、バミューダトライアングルの事で、そこに向かう途中にギリシャ神話に登場する魔物が次々とパーシー達に襲いかかってきます。 セイレーンなど一度は聞いた事があるような魔物が登場するので楽しいですよ。 前作以上にハラハラドキドキする事、間違いなしです。 今のCGの技術ならこのシリーズを映画化することも可能やと思うので、是非映画化してほしいです。 最終巻になるといわれてる3巻目が楽しみやけど、それで終わってしまうって思うと寂しくなります。 それぐらい面白いシリーズなんで是非どうぞ! 評価(満点) 1作目のこちらもオススメです。

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