12月9日 デイトレ恐ろし
今日は朝からNY高と為替が円安で高く始まると思いきや、グロベが急落していたので安く始まってしまいましたね。下値をキレイに切り下げていって、最後におまけの機械受注のおかげで一気に下げてしまいました。最近の指標は事前予測を下回るケースが多く、何となく嫌なムードですね。また、メジャーSQ前は荒れることが多いといいますが最近の動きは本当に読みづらく翻弄されっぱなしです。とはいうものの、最近はデイトレだけなので意外にあっさりしているのですが今日はまた色々な経験をさせてもらいました。前場、上げを予測していたのに下げる中、東証一部のある銘柄で4回売買しました。最初の2回は予想通りの動きをして、2円抜きと3円抜きで約1万5千円の利益を出し、調子に乗り始めました。3回目は動かなかったので即売却、手数料の損。10時過ぎ、多少買い板が厚くなってきたので参戦。即座に上げてくるもののすぐに売り優勢に。ここで1円でも良いから利益確定すればいいのに「まだいける」と無理やり信じる。数分後、買値まで落ちてくる。しかしこの下には大きな買い板があるので反発を期待。数分後、大きな売り板が現れ、買い板とぶつかり始める。ここを破られると、売り方にとっては直近の抵抗線をブレイクなので冷静に見ていれば売りを狙いたい場面。しかし買い玉があるので下げは見ようとしない。また数分後、買い板が破られてしまい下値を追う展開に。この時点で今日の利益は吹き飛ぶ寸前だがまだ損はしていない。それなのに心理的には「今売ったら利益がパーだ、日経は粘ってるし、売り板も薄いから盛り返すはず」と意地商いになっていました。しかしそうは問屋が卸さず、徐々に下値を切り下げていき、今日の商いは損失に転換。今更損切りする気になれず、後場まで持ち越し。後場に入ると一旦上げるかと思わせる動きをするものの、結局機械受注発表が目前だったのでまた日経は10800円まで下げてしまい、連れ安。イライラが募る。ここで、機械受注に最後の望みを書け、ナンピンしました。そして静かに14:00を待つ。14:01分、先物が下げ始め、まだ見ぬ機械受注は悪材料だと判断し即座に全て売り。結果、3万近い損を出してしまいました。売買総額は約11,000,000円でトータルマイナス15000円。後場の下げる展開でも余裕を持って場を見られなかったので空売りできず利益を逃し、心理的にストレスがたまる一日でした。まぁデイトレにも色んなやり方があるのでしょうが、ワシの場合は一回の参戦金額は300万前後、早ければ数分以内、長くても15分くらいで完結させるデイトレですので、目標利益は一回で5000~15000円くらいです。こういう売買の場合、利益は小幅、損切りはもっと小幅にしなければいけません。資金力があり、チャートがよければナンピンしても良いのかもしれませんが、ナンピンに逃げてしまうと最悪大損ですからバクチになってしまいダメですね。材料に逃げるのも危険です。とにかく失敗を認めたくないという心理が、損失を大きくさせてしまうのでいけません。また、最初に上手くいってしまったので調子に乗っていたのもいけません。まぁ「最初の損は最良の損」といいます。今日の失敗を肝に銘じて、明日以降はちゃんと「利益は小幅、損切りはもっと小幅」でやっていきたいと思います。さて、引けですが大きく下げましたね。新興も朝は強かったのに恐ろしく下げているものもあります。つくづく、相場は恐ろしいものだと思いました。「臆病と冷静さは紙一重」といいますが、臆病と笑われても良いので相場を舐めてかからず慎重にトレードしたいです。明日のSQが楽しみですが、無理は禁物ですね。