|
カテゴリ:室戸岬物語
・・・江戸城・・・
土佐藩の大名は江戸に到着し・・ 将軍に挨拶するために江戸城内に・・ 土佐(高知県)藩主 「おお・・伊予藩殿! そなたも参勤交代で来たのか?・・ごくろうであるぞ!」 伊予(愛媛県)藩主 「ごくろうだと?・・なにを言うか!土佐藩のような辺境の藩からわざわざ来たおぬしのほうが大変だったろう・・。」 土佐藩主 「なんと!(怒)」 土佐藩主と伊予藩主は口論を始めました。その時。 讃岐(香川県)藩主 「相変わらずでございますな・・。そろそろ将軍様と面会の時間です。そろそろお止めなさいませ。」 阿波(徳島県)藩主 「左様にござる。」 土佐藩主 「おぬしら(讃岐藩主・阿波藩主)も来ておったのか!」 侍 「将軍様がお会いになるようです・・四人方、お入りくださいませ・・。」 そして4人の藩主(土佐・伊予・讃岐・阿波)は将軍様との面会を始めました 将軍 「おぬしら・・遠方よりわざわざご苦労であったな・・。」 土佐・伊予・讃岐・阿波藩主 「ははー!もったいないお言葉!」 将軍 「ところでおぬしら・・江戸に来るまで何かおもしろい土産話でも無いか?」 土佐藩主 「ありまする!」 将軍 「ほ~・・なんじゃ?」 土佐藩主 「ワタクシ・・土佐の室戸で日の本一!美しい女を見つけました♪」 将軍 「なんと!それはまことか!?(興味津々!)」 伊予藩主 「将軍様・・お言葉ですが・・ド田舎の貧しい土佐藩に日の本一美しい女などおるワケがありませぬ・・。おそらく土佐藩殿はいささか目が悪いのでしょう(笑)」 土佐藩主 「伊予藩殿!なんとおっしゃるか!(怒)」 将軍 「土佐藩なら・・ありえるの~・・。(シミジミ)」 伊予藩主 「将軍様・・我が藩の家来の娘に日の本一美しい女といっても過言ではない・・女がおりまする・・。ぜひ将軍様に見てもらいたかったでございます♪」 将軍 「うんうん♪見てみたいの~♪伊予には美しく教養のある女がたくさんいると聞く♪(興味津々)」 讃岐藩主 「お言葉ですが・・我が藩にもうどん屋の娘でございますが・・もの凄い美女がおりまする。」 将軍 「なんと!讃岐にも日の本一の美女がおるのか!!(ビックリ!) 阿波藩よ・・おぬしの藩はどうじゃ?阿波美人は有名であるが♪(興味津々)」 阿波藩主 「残念ながら・・我が藩には・・。」 将軍 「さようか・・。 土佐・伊予・讃岐が言う日の本一の美女・・見てみたいの~。そうじゃ!そなたらの言う・・日の本一の美女をココ(江戸城)に連れこよう・・。どの女が日の本一の美女か・・ワシが決めてやろう!」 土佐藩主 「それは名案でございますな!(笑)」 伊予藩主 「・・・。(しまった、家来の娘に美女などおらんのに・・ウソつくんじゃなかった・・)」 讃岐藩主 「・・・。(うどん屋の娘は・・・どうしよう・・(汗)」 将軍 「おぬしら(土佐・伊予・讃岐)良く聞けい!もし美女では無い者を連れて来た、その時は・・(ニヤ)」 土佐藩主 「は!なんなりと!」 伊予藩主 「・・・は!」 讃岐藩主 「・・・は!」 また次回。 この物語はほとんどフィクションです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[室戸岬物語] カテゴリの最新記事
|