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そして・・ 将軍は剣を抜き・・ 将軍(☆☆☆☆☆) 「バベル・・お前は・・ワタシの顔を見た・・唯一の人間・・生かしておくわけにはいかぬ・・」 そして・・ バベルも剣を抜き・・ バベル(☆☆☆☆☆) 「ワタシが・・お前の永かった人生に終止符をうってやろう・・」 将軍 「フ・・笑止・・・」 その時・・ ポツーンとたたずんでいた パールとエメラルドが! パール(幹部30代女性) 「将軍!待ってください!何も将軍自ら!戦わなくても!」 エメラルド(幹部40代男性) 「パールの言うとおりです! 万が一にも将軍が・・敗れた場合・・我々「へのへのもへじ」は終焉です!どうか!お止めを!(汗)」 将軍はパールとエメラルドの方を向き・・ 将軍 「エメラルドにパールよ・・さがって見ていろ・・ワタシは負けぬ・・」 その直後!! バベル 「スキあり!!」 バベルの光速の突きが将軍を襲いました!! パール 「きゃ~!将軍!」 エメラルド 「将軍!!」 しかし 間一髪! 将軍は避けていました! 将軍 「フフ・・バベルよ・・不意打ちか? それも良し・・」 バベル 「・・・。 (なんという事だ・・最高のタイミング(将軍のスキ)で最高の突きを出したが・・・避けられた・・・バカな!?)」 将軍 「どうした?顔が青ざめているぞ?」 バベル 「どういう事だ? 22年前より・・腕を上げたな・・・」 将軍 「違う。 ワタシは22年前と全く変わっていない・・・お前の速度が落ちたのだ。 体が退化していくお前と・・不老のワタシでは・・勝負にはならなかったかな? 行くぞ・・」 将軍は剣を バベルに繰出しました! その剣激は! 重く荒々しく的確! バベルは己が身を守るのに精一杯! 将軍 「フフッ・・どうした? 22年前のお前はワタシを圧倒するほど強かったが・・」 バベル 「くっ・・・バカな!! (強い・・!)」 圧倒的有利の将軍を見て・・ パールはタバコに火をつけ・・ パール 「ぷは~ どうやら心配無用だったみたいね♪」 そして・・ バベル 「は~~は~~(息切れ)」 将軍 「どうした・・もう終わりか? 」 バベル 「くそ・・・」 直後! 将軍の光速の剣が! バベルを襲いました! あまりのスピードにバベルは避けれず! バベルの胴にヒット! バベル 「ぐ!!」 将軍 「・・・。 (バベルめ・・瞬時に急所をかろうじて外したか・・)」 バベルは青色吐息・・ バベル 「ぜえ~ぜえ~・・そうか・・・思い出した・・何か違うと思った・・」 将軍 「???」 バベル 「あの時は・・死んでもかまわないと思って戦った・・」 将軍 「・・・」 バベル 「どうやら・・一番変わったのは・・体じゃない・・・心だ・・・・」 直後・・ バベルは 構えを解き・・ ノーガードのスキだらけの構えに変えました バベル 「将軍・・決着をつけよう・・」 スキだらけのバベルを見た パール(喫煙中)とエメラルドは・・ パール 「ぷは~ なにあれ? ノーガードじゃない? どうやら覚悟を決めたようね?(笑)」 エメラルド 「将軍!さっさと殺ってください!」 しかし・・ 将軍は・・ 不動・・ 将軍 「・・・。」 バベル 「どうした・・ 怖いのか?」 将軍 「その目・・あの時の目だ・・・恐れを知らぬ目・・」 直後! 捨て身のバベルの剣激が 将軍を! バベル 「うおー!!」 将軍 「なに!!」 なんと! バベルの捨て身の激しい攻撃に! 将軍は 防戦! 激しいバベルの剣が!幾度と!将軍の体を襲いましたが! 将軍の鎧に阻まれ! ダメージは与えられません! しかし! 将軍 「く・・・・・うわ!」 バベルの剣激により! 将軍は剣をハジキ飛ばされました! 将軍 「くっ・・・ココまでか・・(ニヤ)」 バベル 「トドメだ・・将軍・・・お前の鎧はノドだけは隠せて無い・・次の一撃で終わりだ・・」 将軍 「・・・。」 将軍の絶体絶命を見ていた! パールとエメラルドは! パール 「ちょっと!将軍がヤバイじゃない! あんた!なんとかしなさいよ!(怒)」 エメラルド 「安心しろ・・パール」 パール 「え?」 エメラルド 「将軍は・・危険と思えば・・逃げる・・しかし、まだ逃げない・・」 パール 「???」 その時! バベルは剣を振り上げ! 腰をおろした 将軍に! バベル 「死ね!!」 剣を振り落としました! バベル 「バッ・・バカな?」 将軍 「今度は急所を突いた・・貴様はもう・・終わりだ・・」 将軍はバベルの剣を避けたと同時に・・ バベルの腹部に・・ 将軍の剣(透明)が突き刺していました・・ バベル 「透明の剣? 柄までも・・透明?」 将軍 「バベルよ・・切り札は最後まで取っておくことだ・・。ワタシが丸腰と思ったお前は・・心も体もスキだらけだった・・」 バベル 「無念・・・・ガク」 バベルは力尽き・・ 倒れました・・ パール 「さすがは!将軍!(大喜び)」 エメラルド 「ははは(笑) さすがお強い!) 将軍は・・ 力尽きた・・ バベルを見て・・ 将軍 「まだ・・息がある・・・。 悪運の強い男だ・・しかし・・コレで・・終わりだ・・」 将軍は透明の剣を! 振り上げ・・ バベルにトドメを刺そうとした・・ その時!! 屋上のドアから!! ビビラが登場! ビビラ(☆☆☆☆) 「将軍!覚悟!」 将軍 「なっ、なに!?」 ビビラはショットガンを! 将軍に放ち! 将軍を吹き飛ばし! 将軍 「ぐっ・・」 さらに!何発も!将軍に放ちました! 将軍の鎧はボコボコに! 将軍 「貴様(ビビラ)・・・パールにエメラルド!その女を!さっさと始末しろ!」 パール・エメラルド 「は!」 しかし! トトロとムーミンが新たに現れ! トトロ・ムーミン 「コレでも喰らえ!」 パールとエメラルドにマシンガンを乱射! パール 「ううう・・・そんな・・ばかな・・(ガク)」 エメラルド 「くそ・・・(ガク)」 パールとエメラルドは力尽きました! 力尽きたパールとエメラルドを見た将軍は・・ 将軍 「なんという事だ・・」 ビビラ 「将軍・・・万策・・尽きたようね・・覚悟しなさい・・トトロ!ムーミン!将軍に一斉銃撃を喰らわすわよ!」 トトロ・ムーミン 「アイアイさ!」 将軍 「・・・」 直後!将軍はビルの屋上から飛び降りました! トトロ 「あのヤロウ(将軍)!飛び降りたぜ!(笑)」 ムーミン 「ココは10階建てのビルだぜ!(笑)」 ビビラ 「何してるの!あなた達は早く!将軍を追いなさい!まだ生きてるかもしれないわ!」 トトロ・ムーミン 「了解!」 鈍足のトトロとムーミンは急いでビルを降りに! 残った・・ ビビラは バベルの元へ・・ ビビラ 「バベル様!大丈夫!?」 バベル 「うう・・・ビビラか? 大丈夫だ・・・・うう・・将軍は?」 ビビラ 「ココから飛び降りたわ・・」 バベル 「ヤツのコトだ・・まだ・・死んでいないだろうな・・ガハ!(吐血)」 ビビラ 「すぐに救急車を呼ぶわ・・」 バベル 「ビビラ・・大丈夫だ・・救急車くらい・・自分で呼べる・・オレにかまうな・・ヤツを追え・・ こんなチャンスは二度と無い・・ うう・・」 ビビラ 「分かったわ・・」 俊足のビビラは急いで! ビルを降りに! 一人残った・・ バベルは・・ 携帯を取り出し・・ 病院に電話を・・ バベル 「急いで来てくれ・・・腎臓と肝臓とすい臓に剣が貫通した・・止血は自分でしてみるが・・・・とにかく・・急いでくれ・・」 バベルは電話を切り・・ 己の傷の 止血を終えた時・・ 遠くから・・ 救急車のサイレンが 聞こえてきました バベル 「ビビラ・・ワタシを頼って来てくれて・・ 助かったのは・・ ワタシだ・・ ワタシは・・ しばらく長い間・・ 動けそうも無い・・・・ お前が・・ ワタシの替わりに・・ ワタシの組織を率いてくれ・・・ お前なら・・ 大丈夫だ・・ 」 第二部「エージェント・セブン」の章 終了 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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