|
カテゴリ:へのへのもへじ3 98話~163話
サノ 「ココは?」 ・・ 西暦 2009年の ワシントンの刑務所・・ 独房の中には 刑務長と マチス博士(20代女性)の姿が・・ マチス 「ワタシ・・死にたくない・・」 刑務長 「2009年12月27日15時45分。そろそろ刑執行の時間だ・・マチス・・」 マチス 「なぜ・・ワタシが・・死なないといけないの・・もう一度・・大統領に・・お願いして・・せめて・・終身刑に・・」 刑務長 「それはできない・・・」 マチス 「ワタシは横山を! 「へのへのもへじ」支援したのよ!ワタシのおかげで!世界は救われたのよ!」 刑務長 「どうしても・・処置室へ行く意思が無いのなら・・・力づくになるぞ・・最期が、それでいいのか?」 マチス 「・・・」 刑務長 「さあ・・自分の足で歩いてくれ・・・絞首刑の現場には牧師も立ち会ってくれる・・・牧師が・・お前を天国へ誘ってくれるはずだ・・」 マチス 「天国なんてあるわけないでしょ! いや!!死にたくない!!」 刑務長は 外にいる二人の刑務官に! 刑務長 「おい!お前達!連れて行け!」 刑務官二人 「マチス! 見苦しいぞ! 」 マチス 「いやー!!」 隣りの独房では・・ ヨン博士(40代男性)が・・ ヨン博士 「マチスは・・ 見苦しくはない・・ 最期まで・・ 生を求め・・ 叫ぶのは・・ 人として 当然の権利ではないか・・ 」 2010年2月5日 時間は夜9時・・ ヨン博士 「キムも処刑された 残ったのは・・ ワタシのみか・・ 死刑は・・ 明日・・ 」 その時・・ ヨン博士の独房の前に誰かが・・ 姿は暗くて良く分かりません ??? 「お久しぶりです・・」 ヨン博士 「誰だ?こんな時間に?」 サン(???) 「ボクです・・サンです・・」 ヨン博士 「最期の挨拶に来てくれたのか?」 サン 「・・・。」 ヨン博士 「ワタシはお前と話す事など無い・・」 サン 「博士・・聞いてください・・・あなただけは・・生き延びれるチャンスをあげますよ・・・・」 ヨン博士 「なに?」 サン 「現在、すでに流通した・・不老のクスリは完全では無かったんです・・永遠の不老では無かった・・」 ヨン博士 「・・・」 サン 「ボクは・・あなたの協力を求めたい・・・大統領もすでにボクが説得してます。 あなたの存在は・・処刑されたという事にはなりますが・・・」 ヨン博士 「・・・」 サン 「ボクの研究をサポートしてください・・・。 あなたが生きられる唯一の最後のチャンスです・・・・」 ヨン博士 「そうか・・それは良かった・・・」 サン 「では・・ココから釈放します・・」 ヨン博士 「違う。 不老のクスリなど・・世界に存在すべきではない・・。ワタシは協力する意思は無い・・。」 サン 「・・・本気ですか?」 ヨン博士 「最期に・・ワタシ自身が造った・・不老のクスリが不完全であると分かって良かった・・もう・・思い残すことは無い・・」 サン 「このボクが・・あなたを助けてあげると言っているのに・・・・・このボクの好意を無駄にするなんて・・」 ヨン博士 「サン・・・ お前は・・ ワタシを生かすほど権限を持っていながら・・なぜ・・マチスを生かさなかった・・」 サン 「つまらない説教を聞くつもりは無いよ・・さっさと死ねばいい・・ボクはもう怒ったよ・・・」 サンは何処へ・・ その時・・ ヨン博士が サノの存在に気付き・・ ヨン博士 「サノだな?」 サノ 「あ?・・・はい!そうです!あなたは?」 ヨン博士 「ワタシはヨン博士という者だ・・・明日・・絞首刑になった死刑囚だ・・」 サノ 「そうですか?(汗) あの・・・サンのメモリーのハズなのに・・・なぜヨン博士がワタシに話しかけるんですか?」 ヨン博士 「警告するため・・・『キーワード・ビーナス サンのメモリー』・・これ以上進ませて・・サンと対面させないための・・・」 サノ 「へ? キーワードをゲットしないと困ります!(汗) せっかく言霊を倒したのに!(汗)」 ヨン博士 「だが・・・サノ・・このキーワードは・・・他のキーワードとは違い危険なキーワードだ・・・・なぜならば・・・このキーワードの中にいるサンは・・・旧人類が暗黒の王と怖れた存在だ・・・・他のレベッカ・マイケル・金ちゃんの様な善人では無い・・」 サノ 「サンが・・暗黒の王?(汗) でも・・」 ヨン博士 「キーワード内のサンは・・・お前が来る準備していた・・その理由は・・お前を殺すためにだ・・」 サノ 「へ?(汗) なぜ・・・ワタシのおかあさんは・・・こんな危険なキーワードを・・・」 ヨン博士 「横山は知らない・・・キーワードの中で生じてきている変化を・・」 サノ 「・・・」 ヨン博士 「当初のキーワードの内容と違う・・・キーワードの中の人物は意志を持って動きだしてる・・・だから・・・ワタシも・・・・お前に・・警告できる・・・・」 サノ 「確かに・・・金ちゃんも・・明らかにキーワードの中で・・自分で考え思いながら・・ワタシに話してくれた・・・・」 ヨン博士 「しかし、金ちゃんと違い・・サンは悪しき計画を考えた・・お前の心を殺し・・お前の心を乗っ取るための計画を・・・・うぐぐっ・・」 ヨン博士は 急に苦しみ始めました! サノ 「ヨン博士!(汗)」 ヨン博士 「うううっ・・・しまった・・サンに気付かれた・・・サンが・・ワタシを消滅させて・・自分の世界に引きずり込もうとしている・・」 サノ 「どうすればいいんですか!?(焦り)」 ヨン博士 「いいか? 見つかってしまった以上・・もう逃げれない・・サンと戦い・・サンを殺せ・・そうすれば・・・このキーワードをゲットできる・・・しかし・・お前が殺されれば・・お前は・・・サンに心を乗っ取られる・・・サンは旧人類で・・横山に次ぐ・・科学者だ・・その術を知っている・・・・」 サノ 「しかし・・ワタシは人殺しできません!(汗)」 ヨン博士 「キーワードの中の人間など・・かつて生きていた者の残像・・・人殺しにはならない・・・・倒せ・・・サンを・・・サンは凶悪な男・・サンに同情する余地は無い・・」 サノ 「分かりました・・(汗)」 ヨン博士 「サンは・・現在キーワード二つゲット状態の覚醒パワーを・・・完全にフルに全て使いこなせなければ、とても勝てる相手ではないぞ・・・・・キーワード内のサンは・・お前達の時代からでは・・想像を絶するほど強い・・・なにせ・・・人類最終地点の科学力を持つ・・」 サノ 「覚醒・・・・開始・・・」 サノの体に眩い光が・・ サノ 「はあ・・・はあ・・はああ!!」 サノは光を解き放ち! 覚醒状態(キーワード二つゲット状態・凶暴化)に!! サノ(真の☆☆☆☆☆) 「ヨン博士・・大丈夫よ・・サンを倒して・・キーワードをゲットしてやるわ・・・少しは骨がある敵じゃなきゃ・・・覚醒パワーを使いこなす練習台にならないわ・・・(ニヤ)」 ヨン博士 「サノ・・勝て・・勝たねば・・お前は・・・邪悪な太陽と化す・・・」 ヨン博士の姿は フッと消滅・・ すると・・ 周りの風景は 変貌し・・ ・・ 廃墟の街 オウナ ・・ サノ(真の☆☆☆☆☆) 「ココは・・?」 その時・・ サノの 後ろから 声が・・ ??? 「サノだね?」 サノが後ろを振り返ると・・ サン(旧人類の暗黒の王)の姿が・・ サノ(真の☆☆☆☆☆) 「おいでなすったわね・・・念力で・・真っ二つにしてあげるわ・・・(ニヤ)」 サン 「この時を待っていたよ・・・」 サノは サンを指差し! サノ(真の☆☆☆☆☆) 「あなたは!ワタシの究極の覚醒パワーの練習台に過ぎないわ!(笑)」 サンは サノの眩い光のオーラを見て・・ サン 「その程度で究極?(にが笑)」 サンは ポケットから 100円ライターサイズの リモコンを取り出し・・ サン 「へへ・・」 スイッチオン! 直後! サンの体が! まぶしく光だし! サン専用バトルスーツ(人類最終地点の科学力)姿に! ↑サン専用バトルスーツ(ギャバンモデル) サン 「ボクが・・コレを着た時点で・・キミには勝ち目は無い・・」 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[へのへのもへじ3 98話~163話] カテゴリの最新記事
|