|
カテゴリ:室戸岬物語 120話~
そして・・
翌日の昼・・ イルカの見せ物が行われる 行水の池には室戸中の村人が!! 室戸の民達 「わいわい!」 室戸の民達 「がやがや!」 室戸の民の中には 五助と おなすの姿が おなす 「五助♪誘ってくれてありがとう♪」 五助 「おなすちゃん!あれがイルカだ!」 おなす 「イルカって大きいんだね♪」 イルカの見せ物の最前列には 六助と六助のヨメの姿が 六助のヨメ 「ちっ・・見せ物料に一文取りやがって・・・あの坊主め・・・つまらなかった承知しねえ・・・」 ヨメの肩を揉む六助 「ううっ・・ううっ・・・もう手が痛くなってきた・・・もう、肩はほぐれたんじゃないか?(汗)」 六助のヨメ 「・・・」 六助 「もう手が痺れてきたんじゃ・・頼む・・(汗)」 六助のヨメ 「・・・(無視)」 六助 「うううっ・・」 その頃・・ 裏方では 金を数える高僧と ソレをみる八雲の姿が 高僧 「ちっ・・たったの100文しか集まらんかったわい・・・見たところ・・ざっと200人は来とるというのに・・まことに室戸の民はセコイの~・・(呆れ顔)」 高僧は観客を見て 高僧 「金を払わずに見たヤツは地獄に落ちるがよい! 南無阿弥陀仏!!!」 念を唱えた後 高僧は お金を 布袋に大事に入れ 高僧 「まあよい・・元から室戸の民には期待しておらん・・・ククク・・・お姫様からは金「2両」を貰える手はずじゃ・・・そして、その後の・・・取り分はびしゃごに10文・・びしゃごの夫に3文・・・ちっ・・少々、やりすぎか・・・」 注:4000文=1両 そんな高僧を ずっと見ていた八雲は 八雲 「にゃ・・(お金って・・怖いニャ・・)」 また次回。 この物語はほとんどフィクションです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[室戸岬物語 120話~] カテゴリの最新記事
|