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2006年 3月 9日 (木) 03:03(朝日新聞) 人クローン胚(はい)からの胚性幹細胞(ES細胞)の論文捏造(ねつぞう)が問題になった韓国ソウル大の黄禹錫(ファン・ウソク)教授らが誕生させたという「世界初のクローン犬」について、9日付の英科学誌ネイチャーは、犬の未受精卵に別の犬の体細胞核を移植するクローン技術によったものにほぼ間違いない、という検証結果を掲載する。 黄教授らは昨夏、同誌にクローン犬をつくったと発表した。だが、その後、ES細胞の論文捏造問題が発覚。米国立保健研究所(NIH)の研究者らが、ソウル大の協力でクローン犬作製に使ったという犬の血液サンプルの提供を受け、遺伝子分析などの検証作業を進めていた。 ソウル大調査委員会が1月にまとめた捏造問題の報告書でも、クローン犬誕生は認めていた。今回の検証により、第三者が同大調査委の報告を裏付ける形になる。 (註:)ES 細胞 [embryonic stem cell] 受精卵が分化を始める前の段階の胚(はい)である胚盤胞の内部細胞塊から取り出した細胞。生体のさまざまな組織に分化する可能性があるため,再生医学において重要な役割を果たすと期待されている。胚性幹細胞。万能細胞。 三省堂提供「デイリー 新語辞典」より ============ 以上、引用終わり。 牛や犬で出来るということは・・人間でも出来るんだろうね。 今は『再生治療』に使えないかというレベルに止まっていますが、これが宗教的な障害とか人倫の根幹に関わる疑念を払拭して、いずれは人間のクローン化へ突き進んで行きそうな気配を私は感じますが・・・。 そういう意味では科学というのは情け容赦ないですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月09日 07時12分38秒
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