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食品捨てれば優良店!? コンビニ、30万円ノルマも 2006年 4月25日 (火) 03:02(産経新聞)
大手コンビニエンスストアに、一カ月に出す廃棄物の“下限数値目標”が存在することが分かった。その多くは弁当や総菜といった食品ゴミで、目標を達成すると、「優良店」となるシステムもあるという。 産経新聞が入手した文書によると、「原価(仕入れ値)で(月に)三十万円以上(廃棄する)」と記されている。背景には廃棄を恐れずに品ぞろえを豊かにしなければ、「コンビニ戦争」を勝ち抜けない事情と、より新しいものを求める消費者ニーズの高まりがある。 調査によると、一年間でコンビニ一店から出る生ゴミは平均で四-五トン。「食品リサイクル法」が施行されるなど環境対策の必要性が指摘されるが、経営戦略上、食品ゴミを劇的に減らすことは困難とみられている。 ============ 以上、引用終わり。 成る程、と思う。 西成太子の南海電車高架下の、通称『泥棒市場』では(多分今でも)早朝から、コンビニから廃棄されたばかりの各種弁当類を一つ100円で売っている。ドーナツとかもあったりする。大抵は百円であるが早い時間に売り切れるらしい。 期限切れと言ってもその朝数時間前に切れたばかりの品だから食中りの心配はないと思うがコンビニ側からすれば万が一ということもあってなるべくなら拾われないようにしているらしいのだが・・。 そう言えばあの周辺ではその朝出たばかりの各種朝刊も一律50円で売っている。ときどき70円と高いこともあったりする。よく売れるのはスポーツ新聞で一般紙や日経はよく売れ残っている。 『泥棒市場』というくらいだからそれらの新聞はどこかから素抜いて来るのかと大阪に来た当初は思ったものだがそうではなくて、それらも早朝のラッシュ時電車の網棚等から拾い集めて来て売るのだそうである。集める専門の人がいて売る人はそれを1部20円とかで買い取って露地に並べるのである。 アルミ缶のことはよく知られている。あれも数を貯めて業者のところへ持って行けば即金で買い取ってくれる。 『捨てる神あれば拾う神あり』ではなく、人間が捨てたものを人間が拾う。 リサイクル出来るものはした方がいいという、そういう時代である。 *↓写真は愛隣センター横の通称泥棒市場通り。(05年/7月) ここは日陰に入れば夏でも比較的涼しい。 缶やら荷物やらが一列に並べられているが、これは夕方から一日ごとに受け付けられるシェルター(仮設宿泊所)入所のための席取りである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年04月25日 16時32分34秒
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