カテゴリ:雑感
今週は結構忙しいので短めに。
今年も会社では希望する社員用にインフルエンザのワクチンを打ってくれる。 私は先週もうやってしまったのだが、先週まで休暇中だったみつこさんは今日がその日に当たっていた。 去年、みんなと一緒に「今年はワクチンが速くよく効くようにお尻に打つんですって。ヤですよね~」と言ってみつこさんをだましたのだが、そのだまされたトラウマがみつこさんに蘇ってきたらしい。 みつこさんは、もう一人注射がまだだった新人ののぞみさんを連れて一緒にインフルエンザの注射を行っている部屋に行った。 まず、注射の部屋の外の廊下で同意書のフォームのいくつかの項目を書き込み、サインをしたものを持って個室に入り、待機している看護師さんに渡し、口頭でももう一回注射の希望の意志を確認されて注射をしてもらう。 みつこさん、その時にふと、去年だまされたトラウマが頭をよぎったらしい。 注射が済んで個室を出たみつこさんは、その時に順番待ちをしながら同意書を書き込んでいるみんな(当然、他の課の人たちもいる)に ああっ、痛かったわーっ! どうしてこんなに痛いのっ、今年の注射! オー・マァイ・ガーーーーッド! てな調子で痛いいたいと(痛くもないのに)日本語・英語織り混ぜてぎゃんぎゃん騒いだら、待っている列の2人ほどが同意書を書くのをやめて顔を見合わせ、列から離れて行ってしまったらしい。(爆) 「アノ人たち、今年はきっとインフルエンザにかかっちゃうかもねー、いひひ~」 とみつこさんはオフィスに戻ってうさを晴らしていた。 しかし、これでコトは終わらなかった。 今日の夕方、クリスマスパーティの幹事をしているえりこちゃんに「ねぇ、今回のパーティのゲーム決めた?もしもどーーーしても決まらなかったら、去年と同じようなクイズを考えるけど、あんまり同じだとみんなおもしろくないだろうから考えておいてね。どうしてもダメだったら言って」とぼそっと私が声をかけたら、えりこちゃんががばっとそこで立ち上がった。 「えーっ?何言ってんですか、ちゃとさん・・・今年は例の一芸披露に決まったって言ったじゃないですか!」と私に目配せしてきたのを一瞬で受けた私は「えっ、ウソっ?ほんとにアレに決まったの?」と言うと、そこにゆみさんまでが調子に乗って「えーっ、アレやっぱりやるんだぁ・・・」と言った。 それを聞いてたみつこさん「なになに?どうしたの?」と言った・・・釣りやすい人だ。 えりこちゃんは「あのね、みつこさんがお休みの間にパーティの中でやるゲームを考えてたんですけどね、今年は1人5分の時間で一芸披露することになったんですよ」と真顔で言った。 「えっ?そうなのー?」とみつこさんが一瞬のけぞる。 時間的に遅かったから、そこにいたのはみつこさんとえりこちゃん、ゆみさん、まさえちゃんと私。 みつこさん以外の全員がそれが釣りネタだと言うことは一発でわかったが、やはり、みつこさんはこういうのは絶対わからない人なのだ。 「だいたい、もうみんなやることが決まっててね、ゆみさんは歌、ちゃとさんとダンナさんは漫才(爆・・・誰がそんなん決めたんや?)、まさえちゃんって知らなかったけど、ちょっとマジックやるんですって」とえりこちゃんが言うと、まさえちゃんが「えりこさん、そんなの言っちゃったらおもしろくないじゃないですか!」と突っ込んだ。 「みつこさん・・・どうします?今、まだワクが空いているのはダンスってとこですかね?」とえりこちゃんが言った時、みつこさんはつぶやいた。 ダンス・・・か・・・5分間でやれるかしら・・・ みつこさんは今頃絶対ご主人に相談して振り付けや衣装を決めているんじゃないかと思っている。 できたら当日まで黙っていたい。 みつこさんが当日、どんないでたちで「私の順番って何番目なの?」と聞いてくるかをみんなで楽しみにしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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