カテゴリ:雑感
そろそろクリスマスパーティの季節だ。
私は非ロマンチックな性格なもので、昔からクリスマスというものに夢も興味もない。 町内の子ども会でプレゼントをもらって喜んでた小4くらい以降は醒めている。 (とても敬虔とはいえない)宗教を聞かれると躊躇なく「仏教」と答えるくらいの精神はあるし、日本人たるもの、だいたいは「生まれた時にはお宮参りに行って、それから七五三をやって、その後は十三参りに行って」というレールに乗せられている人が大半だと思うのだが、そこから中略の後、なぜいきなり「結婚式はウェディングドレスを着てチャペルで愛を誓って」になるのかが私にはよくわからない。 で、また長い中略の後、たいがいの人は「死ぬ時はお坊さんにお経をあげてもらう」ということになるが、このようなバラバラなコンセプトの中で人生の行事をやるのが私はキライなのだ。 他人がする分には構わないが、私はカンベンしてほしい。 そういう理由で、クリスマスだから何か特別なチャンスを作るというようなことにもまったく興味がない。 この間買ったマイクロコンポは、とりあえず便宜上の名目として「共同のクリスマスプレゼント」なんて名前をつけてしまったが、本当はこれさえ恥ずかしい。(笑) 確かに、子供さんがおられる家庭だと、どうしてもツリーを飾って、ケーキを買ってきて(とか焼いて)…というイベントは避けられないだろう。 しかし、私がいちばん失笑を禁じえないのは、カップル向きクリスマス商戦である。 クリスマスだからカップルでどこぞにシケ込むという発想は、妙なところで潔癖な私にはどうも理解できないのだ。 どこでも見る安っぽいキャッチフレーズ…「今年のクリスマスは誰とどこで過ごしますか?」ってアンタ、そんなに毎年、相手が変わってどーすんの、とつっ込みたい気にもなる。(爆) でも、ここは日本ではない。 イギリスなのだ。 クリスマスがメイン・コンセプトの国なのだ。 く、く、くるし~~~。 この時期、どこででも絶対にパーティがある。 去年までは、会社でも、会社全体のパーティとチームだけのパーティがあった。 ぜんぜん社交的ではない私は会社全体のパーティには参加したことがない。 いろんな人(同僚の奥さんの友達の従兄弟の…とか)が入り乱れてあちこちで日常会話に興じなければいけないというのが苦痛なのだ。 もちろんイギリス人や、イギリスに住んでいるヨーロッパの人々は胸をわくわくさせながら、参加できるだけのパーティに参加するのだが、私はチームの中だけでパーティがあればそれで十分。 なくてもいいくらいなのだ。(笑) はっきり言って愛想無しだ。(爆) そうは言っても、今年はどうしようかなぁと思っていた。 チームには4人しかいない上、その4人プラス各パートナーと会食するとしても、恐らくそのためにみんな週末をつぶすのは気が進まないだろうし、平日の夜にするとなると、会社の出番の関係で、早出の人が4時間も遅出の人を待ってまでやりたいとは思わないだろうと予想していたのだ。 そこへ現れた救い主のゆみさん。 ゆみさんちはひろーい一軒家なのだが、ゆみさんが私たちチームメンバー及び相方連中と、前の同僚たちを呼んでパーティをしてくれることになったのだ。 ありがたい。 こういうイベントの企画が苦手な私には渡りに舟というものだ。 この間、東京出張の時にパーティ実施の場合のおゼゼの補助ももらうよう話だけはつけておいたので、そちらも心配ない。 ということで、土曜はゆみさんちでパーティ。 持ち寄りのため、その日は朝から何か作っていかなければ… 距離もちょっと遠いので、冷めても不味くないものを何か考えるとするか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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