カテゴリ:コスメ
さて、もうひっさびさの久々にコスメの話。
もう数ヶ月、いや半年くらいになるだろうか、コスメに対する執着もかなり落ち着いてしまい、今はほとんど買い置きを順番に使っている状態。 なので、ここに出てくる商品は新製品でもベストセラーでもなんでもなくて、ただ私が使って「こうだった」っていう話だけ。(笑) えー、まずはファンデーション。 実はこの間こっちで、たまたま気が向いて買ってみたこの商品。 ムース状になったファンデーションだ。 みつこさんが以前、メイベリンの同じくムース状のファンデーションを買ってえらい絶賛していたことがあったが、それはそのまま話に聞いただけで忘れていた。 忘れていたというか、普段使いのリキッドファンデ3種がなかなか減らないし、新しいのを買うのはちょっとな、という感じだったが、今年はイギリスもいつもに比べると暑い。 まあ無駄遣いするわけではないからと思い、一度このムース状ファンデを試してみようと思って、ちょっと濃いめの色を2色を買った。(あーあ、1つ買って試すだけでいいのに) その2色を2日に分けて使ってみると、これがまたいい。目からウロコ。 容器のフタをねじって開けて、ファンデーションを指にちょこっととって肌の上に伸ばすだけ。 宣伝文句ではないが、マジでするするっと伸びてぴたっと吸い付くように治まり、それも案外少ない量で済む。 濃いめの色だと思ったが、ファンデの質感そのものがべったりつき過ぎるタイプではないから、容器にはいっているファンデ自体の色よりももっと自然に肌になじむ。 つけた後の肌もさらさらで、リキッドファンデだと、つけた後にちょっとつけ過ぎだと思うとティッシュで脂分を取ったりする余分な作業が出てくるが、このムース状ファンデにはその手間がまったく要らない。 2色買ったうちの1色は少し赤みよりで、もう1色は少し黄みよりだが、どっちも自分の肌に違和感がない。 しかし、思いついて、この2つのファンデを私は日本に持ち帰った。 まだどちらも2回ずつくらいしかつかっていなくて新品同然なので、一度おかんに使わせてやって、もしも気に入るなら1つをおかん用に置いてこようと思った。 日本にその2つを持って帰って、おかんの両頬にそれぞれ塗って色の感じを比べてみると、やっぱりこの2色はそんなに色の濃さにも違いがなく、トーンの差も微妙だったので、無理やり1色をおかん用に置いてきたが、だいたいが「べたつく」と言って夏の化粧がキライなおかんが「これやったらがんばって塗るわ~」と大絶賛したムース状ファンデ。 持ち帰った私の分も現在活躍中。 日本みたいに湿度の高い猛暑の気候だったら、どんなに高性能でもやっぱり日本の夏の気候にリキッドファンデは厳しいし、日本は相変わらずパウダーファンデのマーケットが主流のように感じる。 パウダーファンデの場合は戸外の場合はそれでもいいが、冷房の室内だと水分を発しないから乾燥しがちだし、何よりもう私の年齢になるとパウダーファンデはよれる。(爆) だから、日本の気候だったらこのムース状ファンデがもっと普及してもいいと思うのだが、まだまだそのメリットを知る人が少ないということなのか、それとも宣伝段階ですでに厳しい日本の女性からはすでにダメ出しされて流行らないのか・・・。 そして、ファンデーションの前には化粧下地。 ついこの間、やっと何年もの間、使ってきたニナ・リッチのバーズ・ニュアンセが終わった。 陶器のようなバラ色の肌(爆)に、という定評が確立されていたこの商品。 これを使っても、使わない時に比べてこれが本当にいいのかどうか、私は長いこと確信が持てずにいた。 その上、容器が使いにくいという理由で、たまーに使っていたが、だんだん使い方に慣れてきたこともあり、最後のほうになってやっと、時々これだけを使ってファンデをつけず、パウダーをはたいただけで外出したこともあった。(非常に勇気があると思われてもしかたない) で、このバーズ・ニュアンセの2個目を買おうかどうか若干迷ったが、順番待ちの化粧下地が2つあったので、そちらから先に消費しなければいけない。 まず1つめはこれ。 カルディナーレのプレメイクアクション。 以前からよく雑誌で見ていたが「ムーンビーム」(マイケル・ジャクソンか?)が肌をきれいに見せるというので、結構すばやく買ったのにいつまでも引き出しのこやしになっていた。 今やこういうコンセプトがもう廃れてしまっているか、それともまだ有効なのかよくわからないがとりあえず使ってみる。 肌色補正、色むら調整。(爆) それとともにもう一つ、これも前から気になっていて、やっぱり同じように1つ買って使わずに置いてあった化粧下地、イングリッシュ アイデアズのパーフェクト・プライマー。 うろ覚えだが、かつてメイクアップアーティストの嶋田ちあき氏がこれを多用していたような気がする。 商品写真を探そうとしたら、すでに廃盤になっていて(爆)新しいものにバージョンアップしていた。 せっかくなので、意地でも旧商品が残っていないか探してみた。 これを使うのはさすがにどきどきした。 評価が結構分かれる商品で、肌の上に伸ばしてから2~3分、ちゃんと乾かしてからでないとファンデーションをつけてはいけないという注意書きがあるし、アットコスメの一般ピープルの感想だと「パウダーファンデだとよれる」と書かれているし、使いにくそうな感じがしなくもない。 そう思って、この間、失敗してもやり直しが効く時間の余裕があった時に、心してこれを初めて使ってみた。 指先には小豆粒の2/3くらい。 想像していたよりゆるい液体(ジェル状ではなく液状に近い)で、肌の上には思いのほかよく伸びて、追加分は必要なかった。 顔に延ばしてから、待ち時間の間に家の玄関まで行って郵便を取りに行って中身を確認してから鏡台に戻る。 それからファンデーションを延ばしてみてびっくり。 肌の表面に凹凸がなくなっているため、ファンデーションもするする。 少しのファンデーションが顔に密着。 いやー、びっくり。 ばつぐん。 確かにこの商品は透明なので、さっきのバーズ・ニュアンセだとかプレメイクアクションのような肌色補正効果は皆無。 しかし、肌の凹凸(鼻の毛穴含む)を完璧にならしてくれ、ファンデを毛穴落ちさせない抜群の効果を見せた。 こういう「顔に1枚膜張り系」効果というのは、エスティ・ローダーのイデアリストにも、ランコムのセンセーション・トータルにも あることはあったし、それらを顔に延ばすと一時的にはつるつるにはなるが、この2つの商品は結局その後の化粧下地やファンデーションとの相性が悪いと顔の上でもろもろになってしまい、またやり直しになるので、いったい何に効く美容液なのかわからずじまいに終わった経験もあるし。 初めてイングリッシュ・アイデアズのこのパーフェクト・プライマーを使ったその日の夕方、駅で待ち合わせして一緒に家に帰ったクマイチが、家にはいって電気をつけて私の顔をしげしげ見て「ちゃとちゃん、なんか今日、つるんつるんの顔してない?」と言った。 まあ一つとしては、こっちの家の電気は蛍光灯ではなくて黄色い電気なので、もともとぼやーんとキレイに見えやすい効果があるからそういう錯覚も効いているのだが、夜まで化粧直しなしでも比較的つるっとした顔に見えたのは確かなようだ。 しかし、さすがに化粧してから12時間経っていたので、化粧を落とす時に鼻のところを見たら、しっかりファンデは毛穴落ちしているのを発見した。 それにしてもイングリッシュ・アイデアズのパーフェクト・プライマーの実力を遅まきながら実感したのだった。 すでにこの商品、パーフェクト・プライマーはバージョンアップしてしまったようで、今はソリューションズ コンプレクション・プライマーなどという商品に取って代わったらしい。 こんなやつになっている。 それはそれでちゃんと同じかそれ以上の効果があるのだろうが、計算してみたら、旧バージョンは45mlで5400円(ml単価120円)だったのが、今度の新バージョンは30mlで4800円(ml単価160円)。 かなり高いぞ、新バージョン。(爆) しかし、実際に使ってみた感じでは、1回当たりに使う量はごくごく微量なので、毎日使ってもかなりの期間もつだろう。 売るほうとしては30mlで売るほうが製品化しやすいかもしれないが、だったらもう少し安くしろ。 4500円でどうだ? あ、それからちなみにこのイングリッシュアイデアズというブランド、イギリスには縁もゆかりもないアメリカのブランドだ。 ひたすら紛らわしいぞ。 いずれにしても、イングリッシュという名前がついたもので「キレイになれる」という幻想は抱かないほうがいいので、そういう意味では改名を勧めたいところだ。 やっぱり土台は肝心でしょ。 これからしばらくの間、ちょっと色物には凝らずに、土台ならしに力を入れたいものだ。 別に今から誰が見てくれるというわけでもないが、自分の気を引き立てるため、ということであってもそれはそれでいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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