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2007年08月06日
カテゴリ：イギリス
こんな暑い日は、暑くても外に出ないと人生で損をしたような気がする、とまで書くとちょっとタイソウなのだが、それがイギリスの夏というものなのだ。
昨日は仕事だったし、今日なんかだと本当は家の中も整理しなければいけないのではあるが、天気の良さに負けて外に出てみた。 できたら昨日行きたかったが時間的にムリだったので、今日になってバーンズに行ってみた。 ロンドンの南東のエリアにあるバーンズは結構お金持ちの地域で、クマイチはすぐに「トム・クルーズも住んでいる」という。 しかし、調べてもどうもそんな事実はひっかかってこないが、ここを通るたびにクマイチは相変わらず「トム・クルーズが」と繰り返す。 ･･･見たんかい･･･ このバーンズに1件、ちょっと好きなセレクトショップがあるので、今頃は何かセールで残っていないかと探しに行ったのだ。 去年はここで渋い茶色のTシャツと、微妙なブルーの糸が細い針抜きニットのカーディガンを買ってからは、空港への行き帰りに車で何度か通ったが一度も足を運んでいなかったし。 バーンズのエリアについて、そこ以外にもう1軒、機会があったら足を運んでみたかったお店があるので、まずそこの前まで行くと休み･･･ もしかしてお目当てのお店のほうも休みかなと思って前まで行くと、やっぱり休み。（泣） それ以外にも、ちょっとこの辺りでゆっくり見てみたいお店があったエリアもぜーんぶ休み。 さすがはイギリス･･･かなり日曜も開いているお店が増えて、いまや日曜休業しているお店はボンド・ストリート辺りでも少なくなってきたというのに、このエリアは昔からの商売のしかたは変えないらしい。 日曜はお店は全部休みだった20年ほど前のロンドンも私はかろうじて覚えているが、それより先にすでにロンドンにいたクマイチによると「前は土曜も休みだったんだぜ」という。 それを聞いて「じゃあ、イギリス人ってやっぱり働かへんってことなんかー」というとクマイチは「働くやつがちょっとは出てきたのがだいたいつい最近なんだよ」と言う。 この辺の人に聞かれたらヤバい会話である。（笑） さて、場所は変わってキングズ・ロード界隈。 車で移動していると、あちこちに公園があり、そりゃもう今日は年に1回あるかなしかというピクニック日和なので、家族連れやカップルが芝生の上を占有している様子がよく見える。 しかし時々、めちゃくちゃ場違いなヤツがいて、ビキニの上下を着てうろうろしている女、発見。 そりゃ勘違いし過ぎってもんでしょう。 露出度の高いこちらのことだから、女性でもビキニのトップだけつけて、下はスカートだとかジーパンとか、それでもショートパンツみたいなのは穿いている人はちらちらいるが、今日見た女は（遠目だったが）ただ芝生が延々と続いているだけでプールがあるわけでも湖があるわけでもないそこの公園で、下もしっかりビキニのパンツを穿いておケツまで人目に曝していたのでアホちゃうかと思った。 「あんなアホがいる～」とクマイチに言うと「『焼けてます』っていうところを見せてレベル的に背伸びをしたい白人がいるんだよ、この辺には。なんだかリゾートでどっか行ってきたみたいだろ？」と。 「でも、実際は街中の公園じゃん･･･これって『日焼けベッドで日焼けしましょう』みたいなサロンと一緒ってか？」と聞くと「そこまでの余裕もない人たちがああいうカッコしてるんだよ」だと。 そんなつもりはなかったのに偶然、そういう景色が眼に飛び込んだこちらが不運なのであった。 移動してキングズ・ロードへ。 あちこち見て回る中、本当に最後は疲れてしまったが、チェーン店の薬局で、切れかけていた化粧品を2つほど買う。 それから、夏用のスカーフとタンクトップ（またかいっ！）を、カジュアル路線では今、いちばん気に入っているFat Faceで仕入れた後、どうしても足を運ばずにいられない（爆）JIGSAWへ。 うーん、やっぱりJIGSAWは高いのよねー･･･ 宝くじでも当たればあれもこれも着て買ってみたいけどそういうわけにはいかないし。 でも一つだけ、これだったらいいかなと思う紺～ブルーの間のカットソーがあったので、頂きましょう。 今日は車の中にCDは1枚だけ。 久々にHall and Oatesの「Our Kind of Soul」。 このアルバムが出た時には、その前の「Do It for Love」に比べると、なんとなく自分の中で「どこに仕舞えばいいかわからない」感が若干あったのだが、今日は不思議と出かける前に「今日は絶対に『Our Kind of Soul』だ」と思ってしまった。 駐車場に出て車に乗った瞬間、てっぺんから照りつけた熱気でむっとする車の中。 クーラーなんてものはこちらの車にはないから（いや、うちの車にないだけではなくて、ある車のほうが少数派）窓を開けてこの「Our Kind of Soul」をかけてみると大正解だったと自分ですぐに思う。 70年代のソウルのカバーであるこのアルバムは、70年代の熱気と湿気が含まれたソウルがHall & Oatesの手になってアコースティックギターの分量がかなり多いアレンジになったことで、最初に聞いた3年前の秋にはなんとなく自分の中で位置づけに迷っていたのがウソのように今日の陽射しとじりじり焦げる温度に合っていた。 暑いが湿気はそれほどでもない今日のような日に聴くソウルのアコースティックバージョンは、アコースティックギターのストロークが強ければ強いほど、それが反対に一つの打ち水の役割を果たして、熱気の立ち上る70年代のソウルが魔法のように涼しげに染み入ってくる。 発売から3年近く経って初めて、カバーアルバムというものはオリジナルよりいい、という評価を受けるためにあるものではなかったということに気づいた。 なんか、いろいろ書き過ぎて、どう〆ていいかわからなくなった。（爆） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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いや～～
また、衣類を買いましたね。 流石、京都人。 ご自宅を構えるようになったら、衣裳部屋ができるかも～～ おズボンとカットソーの・・・ そんなちゃとさんのファンですm(__)m☆ (2007年08月06日 10時20分49秒)
＞いや～～
＞また、衣類を買いましたね。 ＞流石、京都人。 →なんとなくですね、日本なら日本のいいものがあるだろうと思いつつも、こっちでうろうろしていると「これはちょっと日本だとないかもな」というのを見かけてしまうと･･･怖いです。 ＞ご自宅を構えるようになったら、衣裳部屋ができるかも～～ ＞おズボンとカットソーの・・・ →そんな余裕はとてもおまへん･･･（泣） ＞そんなちゃとさんのファンですm(__)m☆ →いやいや、ホントそんなご冗談を。（爆） 買って大事に仕舞いこんで、そのうちにこっちのサイズが肥大化して着られなくなったものもありますので。 (2007年08月06日 10時27分03秒)
普通、暑さに負けて外に出られないって感じですが、そちらでは暑さに負けて外に出るんですね。
ヨーロッパ人の太陽光線に対する希求感はこちらでは想像もつかない強い物みたいですね。いくらでもあげるのに～～。 (2007年08月06日 11時23分19秒)
体が太陽光線を求めてるんですな♪
暑い屋外で「のどかわいたなー」と思った時には手遅れってことにならんように適宜水分補給をお願いします。 シワ増やしちゃびじん台無しです。 地名が「ハウルの動く城」みたいだなー♪ (2007年08月06日 12時51分46秒)
偶然いまラジオから聴こえているのはスタイルカウンシルの“Long hot summer”。
なんかここ数日のちゃとさんの日記を読んでいると「もう片付いた」みたいな安堵を感じるんですが・・・。2、3日ブログ休んだと思ったらいきなり「戻って参りました～」みたいな新章展開になったりして。 (2007年08月06日 13時01分14秒)
北海道の夏も似た感じだと思います。
暑いと外にでる。エアコンが家に装備されてないという理由もあるかもしれないけど。 間違いなく２５度を超える日は少ないので張り切ってしまいます。たぶん。 トム・クルーズ、家持ってても不思議じゃないですよね。 (2007年08月06日 13時06分43秒)
昨日は暑かったですね。限界に近かったです。(笑)
洗濯物も５分で乾く！という状況で、外に出ると肌がジュッ!!っ焼けるような感じ…大げさですが。 そんな中、次々とお出かけする近所の方たちを見て、勇気あるなぁ…と、ちゃとさんもです。 私たちはカーテンを閉め切って真っ暗にした室内でＦ１見てました。(笑) 不健康極まりないです。 くまいちさんの「トムクルーズが…」って言わずにはいられない枕詞のようなものでしょうか。 私たちには「去年食中毒を出した」という言葉をつけずにはいられないレストランがあります。(笑) (2007年08月06日 18時54分58秒)
＞普通、暑さに負けて外に出られないって感じですが、そちらでは暑さに負けて外に出るんですね。
→そうなんですよ、とにかく家の中にいたらもったいない！みたいな感じでしょうか。 ＞ヨーロッパ人の太陽光線に対する希求感はこちらでは想像もつかない強い物みたいですね。いくらでもあげるのに～～。 →くださーい、とりあえず私に。（笑） ですが、少し暑いとへにゃへにゃになっているイギリス人も多くて、喜ぶならもっと元気に喜べと思ったりします。 (2007年08月09日 01時59分23秒)
＞体が太陽光線を求めてるんですな♪
→頂けるものはすべて頂きます、なんてね。 ＞暑い屋外で「のどかわいたなー」と思った時には手遅れってことにならんように適宜水分補給をお願いします。 →そうですよねー。 でも出先でオシッコ行くの、いやだしなー。 ま、暑い時は干上がってしまうのですが、イギリスはそこまでいかないんですよね。 ＞シワ増やしちゃびじん台無しです。 →あ、ワタシですか？ ワタシはですね～、実はシワはぜんぜんないのでございますよ。 母もしわなし、ワタシもしわなし･･･いつも親子で「アンタ、年とってもシワないなぁ」とマジで見つめあってしまうのですよ。 ＞地名が「ハウルの動く城」みたいだなー♪ →あ、それまだ見ていないんです。（悲） (2007年08月09日 02時02分10秒)
＞偶然いまラジオから聴こえているのはスタイルカウンシルの“Long hot summer”。
→いいですねぇ～、その書き方が舎路人さんっぽいというかカッコいい。 偶然でも。 ＞なんかここ数日のちゃとさんの日記を読んでいると「もう片付いた」みたいな安堵を感じるんですが・・・。2、3日ブログ休んだと思ったらいきなり「戻って参りました～」みたいな新章展開になったりして。 →そんなこと書いちゃあ私は慌てるじゃないですか。 いえいえ、マジでまだですよ、片付いてもいません。 先送りして現実を見ないようにしているだけです。 (2007年08月09日 02時07分01秒)
＞北海道の夏も似た感じだと思います。
→やはりそうなんですねー。 想像がつきます。 ＞暑いと外にでる。エアコンが家に装備されてないという理由もあるかもしれないけど。 →へたに家の中にいるほうが、やたら暑かったり、冬だと余分に寒かったりっていうのがなぜかあるんですよね。 感覚的なものかしら。 ＞間違いなく２５度を超える日は少ないので張り切ってしまいます。たぶん。 →うぉっしゃ～～～っ、みたいな感じでしょうか。 ＞トム・クルーズ、家持ってても不思議じゃないですよね。 →地域柄はそう言われてもそんな感じもするんですが、ほんとかよって。（爆） 突っ込みたいところです。 (2007年08月09日 02時08分49秒)
＞昨日は暑かったですね。限界に近かったです。(笑)
→だけどもう秋になりかけてますねぇ～～～ 命は短いわ。 ＞洗濯物も５分で乾く！という状況で、外に出ると肌がジュッ!!っ焼けるような感じ…大げさですが。 →大げさです。（爆） ＞そんな中、次々とお出かけする近所の方たちを見て、勇気あるなぁ…と、ちゃとさんもです。 →すみません、単純なもので。 一年で夏がいちばん好きかも、です。 ＞私たちはカーテンを閉め切って真っ暗にした室内でＦ１見てました。(笑) ＞不健康極まりないです。 →いやいや、そういう時ってありますよねー。 みんな出歩いているから反対のことしたいとき。（笑） ＞くまいちさんの「トムクルーズが…」って言わずにはいられない枕詞のようなものでしょうか。 →毎回言うんですもん。 で、「どこ？」って聞くと「んー、この辺」って･･･納得いきません。 ＞私たちには「去年食中毒を出した」という言葉をつけずにはいられないレストランがあります。(笑) →わかりますっ！ 私もきっと、ソコの前を通るたびにそう言うと思います。 (2007年08月09日 02時12分34秒) |
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