何年か振りに
実家におりますです。あ、ちなみに実家におること自体は何年かぶりとかじゃないですよ。なんだかんだで実家は癒されますです、はい。*****今日は何年ぶりかに実家の町内会の地蔵盆に顔を出してきました。皆さん地蔵盆ってご存知かしらワタシも詳しくは良く知らないんですが京都のお盆に、町内会ごとに行われるお祭りです各町ごとに祭壇をかまえそこにお地蔵さんをまつる。で、お地蔵さんの前にはお餅やらお野菜やらお菓子やらお酒やらい~っぱいのお供え物を供えます。ウチの町内の場合、会場になるのは町内にあるガレージの中。そこで数珠回しやらスイカ割りやらくじ引きやらカキ氷やらたこ焼きやらいろんなイベントが行われるわけですね。多分、お盆になぞらえた宗教的な行事の意味合いがあるんだと思うけど↑の内容をご覧のとおり実質は子どもたちのためのお祭りです。モチロン町内総出。そして、子どもたちは大はしゃぎ。なんてたって遊ぶスペースはあるわ町内の友だちは集まってくるわイベント目白押しだわおやつももらえるわおっちゃんおばちゃんも遊んでくれるわモチロンのこと大興奮です。ワタシも、子ども時代は多分にもれず大興奮で遊び倒してました。また、おっちゃんたちがとことん遊んでくれるんだ、これが。子どもたちが楽しめるように、おっちゃんたちガンバリまくりなんです。その様子はいつになっても変わらないもので、子どもたちと一緒に遊ぶおっちゃんたちもおっちゃんたちと一緒に遊ぶこどもたちもとっても楽しそうでいい顔してた。「あ~、ウチが子どものときと変わってないなぁ」って思って何だかあったかい気持ちになりました。「近所のおっちゃんが遊んでくれる」機会…今の子どもたちにはそう訪れない機会かもしれない。人と人のつながりが薄くなっているって言われがちだけど今日の地蔵盆の光景を見ていてそう捨てたもんじゃないぞって気がしました。周りの大人で協力して地域の子どもを育てる。そうすることによって子どもたちは安心してたくましく育っていくんじゃないかな。ちなみにワタシは大学に入ってからはほとんど顔を出してなかったんですね。同年代もほとんど来なくなるし行ってもちびっことおっちゃんおばちゃんばっかでなんとなく気恥ずかしい、ってのもあって。今日は母上について行って一緒におそるおそる顔を出したんですが私の顔を見るなり、皆さん「ん?(私の顔をじっと見てしばらく沈黙) ・・・○○ちゃんか? え~お姉さんになったし全然わからへんわぁ ていうか何歳? ん、25? 25かぁ~… じゃぁそろそろお嫁…(以下略)」という感じで歓迎(?)されとりあえずこれ、とビール一缶とたこ焼きのピックを渡されました。飲みながら焼けということね…ちなみにウチの町の場合、たこ焼きは女性陣の仕事。こーゆー女同士のコミュニティもあるんですな。ええ、2時間ほどガッツリたこ焼きを焼かせていただきました。フツウに懐かしくて面白かったです。というわけで、子どものときとはまた違った切り口で地蔵盆を見れた感じ。京都って閉鎖的ってよく言われるし実際そういう部分もあるのは事実かもワタシは京都のそういう部分はあんまり好きくはないんですが実際に自分がコミュニティの一部として受け入れられているときってなんともいえない連帯感というか仲間意識というか安心感みたいなものがあるんだよねなんか、コトバではどういっていいかわからないけど「そーいうもの」を改めて感じてしまった今日でした。