しあわせ！加速計画

昨日の午後は、衆議院国土交通委員会というものが開かれて、耐震強度偽造問題にかかわった６人が参考人として質疑応答をしました。
テレビ中継（民放とNHK）もあって、ずいぶんと盛り上がった様子でしたが、質問がぬるいので大した真実も明るみに出ないまま、まあ第一回目だからジャブでよいかなという雰囲気の中、第一回の委員会は滞りなく閉会した模様です。＾＾；


今日のテレビは、その盛り上がりの少ない一部始終から、実にうまいことおいしいところを編集して、ご丁寧に発言をテレビ画面下部に字幕で書いて（※）放送してくれたおかげで、昨日はよく聞き取れなかったヒューザー小嶋社長の呟きと怒号の内容を理解することが出来ました。ｄ＾＾）
（※）最近のバラエティやワイドショーでは欠かせない標準装備の機能。セリフをそのまま画面に文字として表示して、より理解をしやすくする手法。


で、まあ何でこんなに怒号を吐くほど頭にきたのかといえば、イーホームズ社長の藤田東吾氏の発言を受けてのこと。
今回の６人のなかにあっては、もっとも冷静に答弁をしていたのが藤田東吾氏で、「一年前にも姉歯氏の偽造があったのだが、握りつぶした（隠蔽した）検査機関がある」と発言した後のことだったと記憶しています。


その会社とは日本ＥＲＩ株式会社のことであることもハッキリと答えたため、夕方５時過ぎには日本ＥＲＩ株式会社社長などが緊急記者会見を開いて「そのような事実は、まったくございません」と、国会質疑での木村建設社長や元東京支店長の答弁のごとく完全否定したというオマケつき。

てことはイーホームズ藤田東吾氏は、他のウソの事件をでっち上げて自分のやったことの罪を軽減してもらおうと思ってることになりますが、発言の態度や口調などからして、とてもウソをついているようには見て取れなかったですよ♪
…てことは、・・・ですね。あれですよね、
⇒この先は、いつもの暗闇に続くってわけです。（笑）


これは、けっこうキーポイントの発言だったので、フューザーの小嶋社長の怒号につながったと【亜写】は見ていますが、あれを言ったことや真摯な態度でべらべらと喋っていたイーホームズ社長の藤田東吾氏に何かしらの圧力（魔の手）が忍び寄らなきゃいいけどと、余計な心配をしてしまいます。

きっこ姉さんが「いよいよ大詰めか？」で書いてるように関連をたどっていくと総理大臣にまでつながっているわけなので、ここで頑張っても無駄な努力になってしまうかもしれないけれど、きっこ姉さんの言葉を借りて「いいぞ！東吾ちゃん！」と【亜写】もいっておきたい気がします。ｄ＾＾）

…

▼知ると腹が立つが、知らない人はもっと不幸だ

たとえば、一酸化炭素を垂れ流している殺人機械ともいえるようなものを何年にもわたって放置している事件は、未だに１５万５千台のうちの５万５千台しか対策されていないのです。
残りの１０万台は、寒くなってきた今日この頃、活動の機会も増えるのではないかと不安です。

つまりは、耐震で追い出される数千人の人たちよりも、はるかに多い何十万人という人たちが「知らないうちに」命の危険にさらされているわけです。
今回、イーホームズの藤田社長によって「知ることが出来た」住人の人たちは、それにくらべればはるかに幸せなんじゃなかろうかと思ったりもします。

国土交通省は、イーホームズの第一報にたいして「民間のことは、そちらで処理するように」と言い放ったそうですが、経済産業省はこの問題に対してけっこう厳しい処分を通達しました。

「１２月６日までに具体的な回収・修理の実施計画を提出しない場合は、１億円以下の罰金」

あっぱれ！経済産業省！といいたいところだけれど、犠牲者が出てからの対応なので、これくらいは当然かなとも思ったりします。
これまでいろんなところで告知しているにもかかわらず見つかっていないのだから残りの１０万台を見つけるのはそうとう困難で、ローラー作戦であたっていくしかないように思いますが、とりあえず自分の家の温風ヒーターが８５年～９２年製でないことと、松下製でないことを確認しておきましょうね♪


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