みゃあみゃあのトーク&トーク

2011/01/26(水)16:42

【旅日記】南海電鉄の「ズームカー」に再会する!の巻(第2話)

鉄道保存車両を訪ねて(282)

皆様、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。 それでは旅日記の続きをお届けしたいと思います。 清水駅を出て、更に東海道本線を西へと向かいます。次に降りたのは金谷駅。 ここからは大井川鐡道が分岐しています。 停車していたのは元・南海の21001系「ズームカー」でした。この車両は高野線山岳区間への直通運転(大運転)対応車として初めてカルダン駆動を採用した車両で、広範囲に速度と牽引力を制御できる性能を備えた車両で広角から望遠まで、広範囲に焦点距離を変えられるカメラのズームレンズに例えたため「ズームカー」の名前があります。 8編成が製造され、第4編成までが扉間転換式クロスシート(車端部はロングシート)の観光仕様となっていました。これは特急「こうや」号に使用される20001系「デラックスズームカー」が1編成しかないため、検査入場の時や夏季などの多客時増発の時に特急「臨時こうや」号として使用されるためでした。後に第3・4編成はオールロングシート改造されました。 ワンマン改造された運転台部分です。 クロスシート部分です。既に枕カバーは剥がされていました。 クラシックな転換式クロスシートですね。 南海電鉄の特急車には特有の、荷物棚下の蛍光灯です。 ロングシート部分です。 「臨時こうや」号の時は、この席も座席指定料金がかかりました。 現在はここに、ジュース類の自動販売機が増設されています。 南海時代の車内ステッカーがそのまま残っていました。 新金谷駅まで1駅間の旅を楽しみます。 新金谷駅で交換した電車も元・南海21001系でした。南海で引退・廃車後に、セミクロスシートで残った第1、2編成の先頭車4両が大井川に移籍し、南海時代の旧塗装に戻されて活躍を続けているのです。 新金谷駅前のレストハウス「プラザロコ」で小休止です。懐かしのコッペル社製蒸気機関車が出迎えてくれました。 かつて井川線で活躍していた「スロフ2」号客車です。 ゆっくりする間もなく、これから先を急ぐためすぐ金谷駅へと折り返しです。 SL急行「かわね路」号に使用される旧型客車が待機していました。 金谷駅まで乗った、元・近鉄特急の16000系です。 今度はこの大井川鐡道も、ゆっくりと来たい路線ですね。 キオスクで、小夜の中山夜泣石の子育飴を買い、更に浜松を目指したのでありました。 続きはまた次回をお楽しみに。 【関連記事】 ■【私鉄電車】大井川鐡道21001系(元・南海電鉄)[2009年8月13日付記事] 【送料無料】鉄道ファン 2011年 03月号 [雑誌]価格:1,100円(税込、送料別) 尚「楽天広場会員」以外の方で、御意見・御感想・コメントのございます方も、どしどし下さい。ご参加、お待ち致しております。(メールの絵をクリックされますと、メールが送れるようになっております) [これからの旅におすすめな宿です] ◆スイスホテル南海大阪 地上147m・36階、大阪ミナミ中心のホテル・スイスホテル南海大阪。 なんば駅直結ですので、地下鉄1本で梅田・新大阪へもアクセス抜群です! ◆ホテルセンチュリーイン浜松 ホテルセンチュリーイン浜松 浜松駅から徒歩5分の、ホテルセンチュリーイン浜松。朝食は無料サービス、という嬉しさに加えまして、東海道本線・引き上げ線がよく見えます、鉄道ファン向けルームがオープンしました。お部屋にNゲージのレイアウトがありますので、列車を撮って良し、Nゲージで遊んで良しという「鉄道大好き!FPプラン 」でお待ちいたしております。

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