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テーマ:恋愛について(2608)
カテゴリ:コーチングとコミュニケーション
彼に対する怒りと悲しみに、ひとしきり泣いたあと
A子さんは思いきった表情で言った。 「ねえ、ゆうさん。 ・・・私は、ずっと自分が魅力的じゃないから あの人とうまくいかなかったって思ってた。 今、思えば、私はあの人のこと、本当に好きだった。 たしかにね、幼かったから、愛とかじゃないかもしれない。 けれど、本当に好きだったの。 だから、許せなかった。 そんな気持ちを認めたくなくて、ずっと心の底に しまっていた。 私は、あの人にウソをついてでも、心が欲しかったの。 愛されているって感じたかったの。」 より、無防備に自分自身を感じているA子さんの横顔に 私はこう言わずにはいられなかった。 「あなたは、悪くないよ。」 あなたは、ただ、一生懸命、愛しただけだよ。 だから、もう、自分を責めないでほしい。 「あなたは、悪くない」 そう言って、そっと手を握った。 細い指、少女のようなきゃしゃな手。 愛のランキング★クリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ まずはポチッと12位でっす A子さんは、ほっと肩の力を抜いて 「そうだよね。私は、悪くない、と思う。 確かにウソをついてしまった。 それも最悪なウソを。 でも、確かめたかったの。 なにか、変な感じがしていたんだ。 あんなやりかたをしたことが、ずっとイヤだった。 今まで感じないようにしていた。 でもね、今なら、分かるよ。 仕方なかった。 まだ、私は子供だった。 なんか、自分が可哀想になってきた・・・」 そう言って、うつむいた。 そして、しばらく、押し殺したように嗚咽したあと、 ダムが決壊するように、大粒の涙を流したのだった。 その涙は、どこか胸が熱くなる涙で、 ああ、A子さんは、 とうとう自分で自分を許し始めたんだな、 よかったなあ、と私ももらい泣きしたのだった。 すると、A子さんが突然、 「ああ!」 と小さく叫んだのだ。 ----またまた、続かせてくださーいっ!---- ★ 今日も、このブログを見てくださって、ありがとうございます! このブログに関するご質問、励ましの直メはこちら♪ たくさんのみなさんに、少しの時間でも優しい気持ちを お裾分けしたいので、どうぞ、応援クリックをお願い致します。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ あなたの一秒で、大きく変わります! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.03 00:48:16
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