今回は、僕の部屋のオーディオの話。
一言で言うと「B級オーディオ」。
使ってる機器のメーカーさんには失礼なんだけれど、骨董品と中古品とジャンク品と中華品で構成されてるって意味で、愛しさを込めて「B級オーディオ」と呼んでいる。「B級グルメ」みたいな感じね。
使用頻度が高いっていうことでは、一応下の写真がメインシステムかな。
写真撮るために、机の周りを片付けなきゃいけなかったよ
雑多な部屋が写らないように、ぎりぎりまでトリミングした。
モニタの両脇のスピーカーと開いてるノートPCと右下の小さな4段ラックがオーディオ構成機器になります。モニタの下の「JBL Pebbles」というスピーカーはPC用です。
スピーカーは、昔あこがれてた「Technics SB-F2」という機種で、ハードオフで見つけて大喜びで買ったものの、ネットワークを修理して何とか使えるようになったしろもの。
箱がアルミダイキャストで、とにかくカッコいい。
中音~高音が華やかで、「ホテル・カリフォルニア」の12弦ギターがキラキラして聞こえる。音楽ソースによっては高音がキンキンとうるさい場合もあるけど、このくらい鳴ってくれないとモスキート音が聞こえなくなったシニアの耳には物足りないんですよ。
右下の小さなラックを拡大すると、下の写真。
上からプリアンプ、CD、DAC、RasPi+DAC、プリメインアンプ
アップで撮って、個別に並べてみた。
◆(左上) RasPi+DAC:「Raspberry Pi Model B」+「NFJ PCM5102A搭載I2S DAC基板」
実はこのRasPiがサウンド信号を出力しています。右下のノートPCは、このRasPiをリモートで操作しているだけ。スマホやタブレットでも操作できます。
RasPiに「RuneAudio」というOSをインストールして、RasPiを音楽サーバーとして使っている状態です。「RuneAudio」のことを話すともう2日くらいかかりそうだし、自分にはうまく説明できないので、興味のある方は検索して他の詳しいサイトを見つけてください。
自分は古いRasPiの使い道として、こんなめんどくさい使い方をしているだけなので、あまりお勧めするものではありません。だってもう、再設定しろと言われてもできる自信ないもん。
◆(右上) プリアンプ:FX-AUDIO- TUBE-00J
NFJさんの真空管プリアンプシリーズのスタンダードモデル。真空管を交換して遊べるのが楽しい。
RasPiにつないだDAC基板からのアナログ出力をこいつに入力し、真空管での味付けをして左下のプリメインアンプに入れます。
購入直後、3種類の真空管を入手して聞き比べてみました。一番華やかな感じで鳴ってくれた「GE JAN-5654W」という真空管を現在は使っています。真空管の違いってのは、自分のような素人耳でも何となくわかるもので、こんなチープなシステムでも十分にオーディオを趣味として楽しめてると思う。
◆(左下) プリメインアンプ:FX-AUDIO- D302J+
これもNFJさん。ハイレゾ対応デジタルアナログ4系統入力・フルデジタルアンプってことで、NFJさんのアンプラインナップの中じゃかなりの高機能製品。それでいて1万円以下という、コスパ高すぎ製品。
これ1台に、「TUBE-00J」からのアナログ入力、右下のノートPCからのUSB入力、写真には写ってないPCからの同軸デジタル入力、Bluetoothレシーバーからの光デジタル入力の4入力が刺さってる。そして当然スピーカーコードがつながってる。あと電源コードも。
幅130mm、445gという小さなアンプに、これだけのケーブル、コードが接続されているので、アンプが引っ張られて足が浮き上がったり、後ろに引きずり落ちたりと、実は設置に苦労してる。アンプを固定するというよりケーブルを固定しているって感じです。
トーンコントロール機能が付いていて、さらにワンプッシュでトーンの効きをON/OFFできるので、ちょっと癖のあるスピーカー(Technics SB-F2)を鳴らすのに重宝してる。
◆(右下) ノートPC:紹介する価値もないCoreDuo搭載機
Windowsでは使い続けられなくなって、「Linux Mint」という無償OSを入れて、これにブラウザを入れて「RuneAudio」のクライアントとして使ってる以外に、radiko、YouTubeMusic、Spotifyをブラウザで使うことでネットオーディオのコントロールユニットになってる感じ。音源データの一部バックアップもこのPCが持ってる。
こんな用途に使う分には、PCの性能はほとんど問われない。今はメモリ4GB入ってるけど以前は2GBで使ってた。ただし、LinuxMintの最近のバージョンやChromなどは64bit版しか無いなど、使うOS、アプリによっては「64bit」という条件は要求されるので、古すぎもほどほどにしないと。
「RuneAudio」の説明ページ → https://www.runeaudio.com/about/
Chromeの翻訳機能で翻訳して見てください。
ずらっと書いてみて思ったけど、めんどくさいことしてるよな。
CDを聞くだけなら、こんなことしなくていいのに、と思ってしまう。
実は一番上の写真の左側の方に、CD、レコード用のオーディオシステムがあります。これがまたチープなシステムでお恥ずかしいんですが、次の機会にでも。
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