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今日は阪神淡路大震災からまる11年の1月17日。
もうそんなに経ったのか・・・。 まだ、こんなに空き地があるのか・・・。 地震が起きてから毎日、亡くなられた方のお名前が、TVから流れ、 その中に、私の元同僚であり、一番尊敬する方だった人の名前を見つけたとき、 どれだけ愕然としたことか。 今日までまる11年間、私はその人が地震で潰れた家の下敷きで 即死だったと聞いていた。 今日、同じ職場の人で、やはりその人のことをよく知っているという人と話をしていて、 初めて知ったことがあり、大変なショックを受けた。 その人は、地震の後生きていた・・・。 被害の一番大きかった東灘区に住んでおられたその人の家は、 地震後倒壊しなかった。 家族全員、無事家の外に避難した。 ところが、その人は、とても大事なものが2階の部屋にあり、 どうしても取りに行きたい、と再び家の中に入っていった。 そして余震。 そのとき、家は倒壊した。 そしてその人は下敷きになり、即死した。 「地震の後、生きてたんよ、あの人は・・・。」 言葉が出なかった。 何で?何で・・・? いくら大事なものやからって、何で取りに戻ったの? 余震が起きることくらいわかってたでしょ、専門家なんだから・・・。 生きていてほしかった。 仕事のことでもっともっと教えてほしかったのに。 また、ヒミツの蛍の生息場所に、子どもらと一緒に連れて行ってほしかったのに。 私の中ではいつまでも癒えることがない、1.17. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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