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テーマ:お勧めの一冊(464)
カテゴリ:な行-作家
出版社: 講談社 (2003/12) 修学旅行中の泰子はすぐに家に帰るよう先生に夜中に告げられる。親が事故に遭ったというのだ。 4時間かけて監察医病院というところに着くと祖母が待っていた。 家族全員、泰子以外の全員が死んだという。父、母、幼い弟がテレビに映し出され交通事故か何かで死んだと思っていたら、どうやら家族は殺されたらしいことがわかった。 犯人の都築と泰子の父との間に何かトラブルがあったらしい。 犯人の妻が病気で死亡した折に高額な保険金が入ったことに目を付けた泰子の父は、伯父の会社の借金の連帯保証人にした。そしてその会社は倒産した。都築は騙されたことが分かり泰子の父への憎悪が膨らみ犯行に走ったらしい。 一人残された泰子はPTSDに悩まされ、不意にやってくる「4時間」に振り回され続けた。 3年経つと大分落ち着いてきた泰子は、犯人にも同い年の娘が居たと思い、急に会ってみたくなったのだ。 犯人の娘は未歩といいバーテンダーをしていた。泰子は客として近づき偽名で友人になることに成功した。 泰子は何を考え何を企んでいるのか。 深紅 文庫 深紅(DVD) ◆20%OFF! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 12, 2007 01:09:33 PM
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