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テーマ:お勧めの一冊(464)
カテゴリ:か行-作家
出版社: 新潮社 (2005/01) ★★★★☆ 関西在住の筆者が綴る大阪を中心とした犯罪小説短編集。 この方の作品色々読みたくなりました。 ...................... ●内会 自動車盗を生業としているやつらが賭場を荒らし、3千万を強奪する計画を立てたのだが…。 ●徒花 「自分の店を持たないか」という誘いに乗り金策に走るが、自分に金を貸してくれる銀行も親戚もいない為、こそ泥に入ることに決めたのだが…。 ●左手首 美人局をしていると、男が逆上し襲ってきた。男2人がもみ合っている所を後ろから女が消火器でその男の頭を殴り、殺してしまった。そして、その男はヤクザであったのだ。 ●淡雪 医療廃棄物を不法投棄している自分の会社を強請るが…。 ●帳尻 占い師をやっている元ホストの男は、証券会社の外交員をしている女と金儲けを企むが…。 ●解体 解体屋の佐伯のところへ刑事がやってきた。保険の車両鑑定人が所有するセルシオが放置され、その中から大量の血溜まりが発見されたという…。 ●冬桜 警察手帳や警棒、捜査令状を持ち、強制捜査を装いカジノなどから金をせしめる2人組みの行く末は…。 ...................................... 左手首 文庫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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