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テーマ:お勧めの一冊(464)
カテゴリ:あ行-作家
出版社: 東京創元社 (1992/11) ★★★★☆ ドジで間抜けな、密室大好き黒星シリーズ短編。 あいかわらず楽しませてくれます。 ●密室の王者 町内相撲大会の後、王者が密室にされた体育館の中で死んだ。犯人は誰なのか。 ●ディクスン・カーを読んだ男たち 「伯父の様子がおかしい」という通報で黒星は駆けつけると、伯父が居るはずという書斎は密室だった。 伯父は生きているのか死んでいるのか、斧で破って部屋に入ってみると、そこには白骨死体が2つ転がっていた。そして、鍵穴が内側からしかなく、鍵が無くてはこの部屋からは出られない構造となっていたこの部屋の鍵が死体の傍に落ちていた…。 ●やくざな密室 白岡町で敵対する組同士が抗争を繰り広げる中、一方の組長が移動式核シェルターの中で絶命した。さらに、その組長の死体を運ぶ救急車から死体が消失するという事件まで起きてしまったのであった。 ●懐かしい密室 密室ものを得意とする人気作家が密室で殺された。4人の編集者の人間の内の誰かが殺したらしい。 ●脇本陣殺人事件 一本柳家の一室、目張りのされた隙間ひとつない部屋で、男が殴り殺されていた。 四本指の男が容疑者として逮捕された。 ●不透明な密室 町民センターの入札に関して不正があった。そして、落札した側の建設会社の社長が密室で殺されたのであった。 ●天外消失事件 山に架かるリフトの中で女性が殺害された。まさしく密室だったのだ、しかも空中。 七つの棺 文庫 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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