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テーマ:お勧めの一冊(464)
カテゴリ:松岡圭祐
出版社: 小学館 (2001/03) ★★★★★ 岬美由紀と『催眠』の嵯峨敏也の共演。 リッターバイクを乗りこなす美由紀は、あの事件後政府の特別措置により首席衛生官として内閣官房付となっていた。 メフィスコ・コンサルティングというあらゆる業種で成功している会社が国家を揺るがす陰謀を画策する。 『催眠』の入絵由香はまた例の妙な言葉を発する。 足下がぬかるんでいる感触や幻覚や眩暈に悩まされ、精神科に通院している女子高生の須田知美が路上で出会った女性は妙な言葉を発した。 「ワタシハ、友好的ナ、ウチュウジンデス」 知美は気持ち悪くなり逃げた。 どうやら途中で学生鞄を落としてきてしまったようだ。 交番に逃げ込むが、何やら警官は奥に入りこそこそ話している。 どうやら私を捕えるようだ。 交番からも逃げコンビニから母に電話を入れたのだが、私のことを知らず「どちらさまですか?」と言われてしまった。いったいどうなっているのか。 公園で泣いていると傍に嵯峨という男性が知美の鞄を持って現れた。 やっかいなことに巻き込まれているので用意した部屋に隠れていなさい、と言われ、ある女性以外の人は信用しないようにと。 その女性の名は「岬美由紀」というらしい。 だが、知美は脱走してしまい、何者かに捕らえられ拉致されてしまった。 ODAの視察に訪れる官房長官のお供に就いていた美由紀は、アフリカの小国ジフタニアでの善意による暴走の結果、総理からの処分通告。しかし、その行為の結果、極東地域を危機に陥れることになってしまったのだ! 中国政府を刺激し、開戦をもありうる可能性が出てきたのである。 嵯峨があの恒星天球教幹部だという噂。そして入絵由香も。 知美は入絵由香に遭遇したことで、仲間だと思われ公安に監禁されていた。それを美由紀は救いだしにいく。 在日米軍基地の人間による、集団暴行のもみ消し。 そして、真相を暴くべく美由紀は行動するが、何者かに拉致されてしまうのだった…。 嵯峨は美由紀を助け出すことができるのか!? 友里佐知子が美由紀の母親だという事実は本当なのか! (登場人物メモ) 岬美由紀 嵯峨敏也 須田知美 女子高生 入絵由香 野口克治官房長官 黛邦雄 公安調査庁首席調査官 倉石勝正 精神科医 芦屋幹彦 精神科医 仙堂芳則 航空総隊司令部 航空自衛隊航空総隊長 蒲生誠 捜査一課 千里眼 ミドリの猿 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 3, 2008 09:48:26 AM
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