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カテゴリ:ま行-作家
出版社: 光文社 (1999/06) ★★★☆☆ 挫折してしまった『理由』に似ている感じでした。 これは新品を買ったので、頑張って?最後まで読みました。 これも好き嫌いが別れそうだなぁ。 なんといっても『財布』目線ですから・・・。 「あるじよ、その金は受け取ってはいけない」 主の心臓音を直に感じ「財布」は思う。 犬や猫ならまだ分かるけど、無機質なものが語るなんて・・・。 最初ちょっと違和感あったけど、まぁ読み進められるのはやはり宮部みゆきさんだからこそ成せる技なんだろうなぁ。 お互いの配偶者を殺し、保険金詐欺を企てる。 早苗は結婚して2ヶ月で夫が浮気をしていることが分かった。相手の名は『ノリコ』。 夫である塚田和彦は浮気相手の法子と共謀し、早苗に保険金を掛けて死んでもらう計画を立てる。 そして、早苗は探偵に相談した矢先に何者かによって撲殺されてしまった・・・。 それぞれの被害者から消えた物、ネクタイピン、指輪、コートのボタン・・・。 世間も注目する中、様々な目撃者や関係者の財布は、何を見て何を聞いていたのか・・・。 映画化されるんですね、全国ロードショーじゃないけど。 長い長い殺人 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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